2007-06-27(水) [長年日記]
_ 萩尾望都『山へ行く(シリーズここではない★どこか)』(flowers comics)
萩尾望都新刊。
長期連載ではない短編シリーズなのが入りやすくていい。
タイトルは短編の1つに過ぎず「ここではない★どこか ANYWHERE BUT HERE」のシリーズなのだが、表題作は雑誌で読んだので割と印象深い。日常からちょっと離れたいとか離れたいわけではないけど日常の続きに非日常が現れてしまう話など。
ドッペルゲンガーをみてしまい、しかもそれが少し未来の自分だとわかり、なおかつ近い将来自分が死んでしまうらしいと知った少年の話『ビブラート』が割と好き。その彼女がいいという気もするが。
『メッセージ』のシリーズがこの後どうなるかもちょっと気になる。
_ 高野真之『BLOOD ALONE(4)』(電撃コミックス)
ミサキとクロエの過去話。
連載読んでない時期があったので、なんでいきなり昔出会った頃の話をしているのかと思ったら、4巻冒頭エピソードでミサキが「なんであんなにわがままになっちゃうのか…考えれない」なんて言うものだから、クロエが絶句してミサキも相当なわがままぶりだったよ、と言うところから出会った頃の話に飛んだのだった。
しかし昔のミサキは本当に「お姫様」だな^^;喉が渇いたといえばお茶が出るのが当たり前、紅茶は砂糖を入れて甘くしてもらわないと気が利かないと言われ :-)
_ 日日日『アンダカの怪造学(6) 飛べない蝶々の鳥かご迷路』(角川スニーカー文庫)
眼球は出るのにアンダカはなかなか新刊が出ないなあ、と思ってたら見つけた。
しかし4巻までしか買ってないのに6巻が。5巻買いそびれていたのか、まあとりあえず6巻は買っておくか、と思ったらこれも4月発売分であった ^ ^;
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