2009-01-03(土) [長年日記]
_ ケント・ベック『実装パターン』(ピアソン・エデュケーション)/評価は…ううむ
実装パターン
ピアソンエデュケーション
(no price)
ケント・ベックの新刊。
XPのMLに流れていたもので、発売の案内というよりは紹介セミナーの案内でしったのだけど。『実装パターン』っていってもパターンになるのかいなと思って(いわゆる「イディオム」レベルになるのではないか)、元のタイトルを確認したら、原著も"Implementations Patterns"というらしい。
それでその中身ですが。
うーん。
パターンというので、どういうパターンが出てきているのかと思って読むとですね。。。1ページぐらいの大きさにまとめられた章立ての最少単位がパターンらしい。いわく「条件分岐」「委譲」「オプション引数」。あまりにも頻出用語すぎて(読まない限り)観点がつかめない。
読んだ印象では、カーニハン&パイクの『プログラミング作法』をJavaに特化したような本なのだが、『プログラミング作法』のほうがはるかに読みやすい。
前からちゃんと読んでいくと話の流れがあってなぜそのテーマを取り上げているかわかるのだけど、拾い読みには向いていない本だなあ。
どうもわしはケント・ベックの文体と相性が悪いのかなあ。『エクストリーム・プログラミング』の白本のときも感じたが、とりとめのない流れで読みづらい。ケント・ベックの構成もうまくないとは思うけど:-)
(実はむしろ訳者の訳し方に工夫が足りないのではないかと思うのだが、今回は原著を見てないのでなんともわからない)
_ 『Wings(2009/01月号)』(新書館)
Wings (ウィングス) 2009年 02月号 [雑誌]
新書館
¥ 660
雨隠ギド『まぼろしにふれてよ』新連載
雨隠ギド、新連載です。
昔、山ではぐれて山を守っていた狸?の親玉と知り合ってから変な力を授けられた百地ひとこ。高校に入ったのもつかの間、おばあちゃんの大切な楊枝を探すことになって。。
「ギドワールド」という煽りも似合ってる雨隠ギド。『ファンタズム』もいいです。
ファンタズム (ウィングス・コミックス)
新書館
(no price)
古張乃莉(藍川さとる)『水面下のキス』カラー付き読切40P
文学的表現だと、相手に直接好きだと言わないで、きれいで好きなものを挙げてから相手に重ねるという、、、という話をクラスメートにしていたら、、、。
トラッシュカン (短篇集) (WINGS COMICS)
新書館
¥ 594
那州雪絵『魔法使いの娘』
無畏の騒ぎのあと、初音の本当の両親を殺したのは無山だという警告を受け取った初音。そんなこんなで初音は逃げ出し、無山も行方不明に。初音のもとには、無山の助手だという(兵吾ではない)人間から電話がかかってきたので家に戻ってみると、実は無山の顧客リストを狙っている連中だったようで無理やり家の中に連れ込まれるが、無山が仕掛けた罠が動き出して。。。
鈴木有布子『BINO!BINO!』
『丘の上のバンビーナ』の続きのシリーズですが、鈴木有布子すきやわー(^O^) まあほんとはひなの出番が多いほうがいいのですが :-)
御徒町鳩『みどりのまきば』
小学生5年の5人組の話。御徒町鳩も好きやわー。『象の背中 -秘密-』『腐女子っス!』もよいです。
今回は小学校の話ではなくて、自分の色の出し方に悩む若手俳優が公園にいるところに5人組がやってきて…みたいな話。
9784403670473 9784048673150
久世番子/大崎梢『成風堂書店事件メモ サイン会はいかが?』最終回
『成風堂書店事件メモ』シリーズも最終回ではないですか(;_;)
今回は、書店でちょっと会話を交わしただけの女子高生に一目ぼれをして、再会の機会がほしくて本屋のバイトに入ったという高校生が主役。
再会できたのはいいものの、彼女からお礼としてもらった雑誌の付録の意味を測りかねて、変な憶測をして嫌われてるのではないかと悩むのだが、実はその付録は…。
_ イラストレーターenaのオフィシャルサイトができていた。
Digmeoutや、Adobeやラブコトその他もろもろの場で見かけるイラストレーターenaのオフィシャルサイトができていた。 壁紙かスクリーンセーバーバーは出してくれないかなあ。