2009-01-04(日) [長年日記]
_ 若一光司『大阪 地名の由来を歩く』(ベスト新書)
大阪 地名の由来を歩く (ベスト新書)
ベストセラーズ
¥ 817
日本史とくに戦国・江戸・幕末・明治の歴史には疎いだけど、最近は何となく現在につながっているところに関心を持ち始めているところ。といっても、とりあえずは自分で現在の土地のイメージがもてる東京と大阪限定だけど…。
大阪の地名を取り上げてその由来を説明してくれる本で、新書だけあってあまり網羅されているわけではないのだけど、とっかかりとしては十分。
取り上げてる場所はたまたまなのか、上町台地に絡む話が多く出てくるなあ。西成区の西成も昔大阪が大きく東成と西成で分けられていたとか、天王寺が四天王寺の略だというのも初めて知りました…(恥)。
著者の若一光司は作家なのだが、京阪電車の利用者にとっては建築を語っている車内広告でお馴染みの人。
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