2010-01-11(月) [長年日記]
_ 西尾維新『難民探偵』(講談社)
西尾維新の新作書き下ろしハードカバー。しかも講談社創業100周年記念の出版らしい。
が、個人的に今一つ(というか今二つというか…)。
オチというかトリックも(しょぼいのはしょぼいけど)ひねりはないし叙述トリックで騙された〜というようなものでもないし。解けないほうが解放されるからといって解かなかったのではなく、本当に解けなかった(思いついていたとしても)っぽいのも余計ひねりが足りない気がする。
まあ、冒頭の、就職難民になってしまったことを世にも奇妙な事態に陥ってしまったかのように廻りくどく書いているのを読んだ時点で見切ってしまったのかもしれないが…。
_ 桐原いづみ『白雪ぱにみくす!(5)』(ブレードコミックス)
表紙の白雪、健康的な太ももがよいですなぁ…。健康的な太ももと言えば『とめはねっ』も捨てがたいけど。
ちなみにカバーを外したら「見るなっていってるのに…!!変態!!」って怒られました :-)
それはそうと、5巻。白雪の力を手に入れようとする紫蘭のたくらみはみんなの前で白雪への思いをばらされることによって(悲惨)潰えた…。いや効かなかったのだけど。
そのあとは白雪は妙にミドリのことを意識してしまって仕方がなくて、、とやっとラブコメになってきたのはよいが、この後はどう展開させるのだろうか…。
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