2010-02-13(土) [長年日記]
_ 宇仁田ゆみ『うさぎドロップ(7)』(FEELコミックス)
ぎっくり腰になったダイキチが相談するついでにコウキのお母さんに甘えたり、母親は強いと思ったりんが急に自分の母親のことが気になって戸籍を調べようとしたり…。
とうとう直接母親と会うことになったりん。思ったよりスムーズ、というか幻滅するようなセリフを吐かずに済んだ母親ですが:-)最後に抱っこしたい(体格からしたら抱かれるほうだが)というところはちょっと良い感じか。
いつまでたってもダイキチが一番なりん、という収まりかたが気持ちいい。
_ 吉田秋生『海街diary(3) 陽のあたる坂道』(flowersコミックス)
かつての自慢の右足は見る影もない裕也に愕然とするすずと、別のことを見ている風太とか、案外近いところに接点がありそうな佳乃と係長とか、男と別れたサチ姉とか。
いろんな出来事があって、それぞれで機微を見せられるというか、うまいなあ。
そりゃそうと、アライさん、いつまでたっても出てこないのにずっとサチ姉を切れさせているなあ:-) そして怒っているときは必ずいない。まあ、肝心な時にいないから怒ってるんだけど。
_ 小川彌生『キス&ネバークライ(7)』(KC Kiss)
話は深刻な方向に流れていそうなのに、小川彌生はどうしてもところどころ笑いどころを入れてるので深刻にならんな〜:-)
礼音が来てくれて鼻息の荒いみちるとか、お守りをかえしてもらったときのみちるとか、マリーからメールでアドバイスをもらった後、照れて口に出せないみちると晶とかがよいな。
サロメの格好でポーズとったみちるもよいわ。
_ 木嶋えりん『リード・オン・マイ・ステップ』(フラワーコミックス)
木嶋えりんは『パンドラ』とか『かわいい人』で気に入ってる人なのだが、その新刊は社交ダンス。アイスダンス(キス&ネバークライ)の次はダンスか?と思ったらダンサーはでてくるが、ダンスはあまり関係がない話だった。それにしても表題作の主人公の女の子は馬鹿というかわがままというか・・・。
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