2010-10-13(水) [長年日記]
_ 小川彌生『キス&ネバークライ(9)』(KC Kiss)
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四方田コーチが死んだときのことを憶えていたみちるを殺そうとした白井が捕まって、ニュースになってしまう。スキャンダルを恐れた協会から大会出場辞退をやんわりと勧められるが、黒城までもがクラブ・バンビーナのことがもとで逮捕されてしまい、みちるが虐待の対象だったことが知られてしまう。
大会に出られない(オリンピックにも出られなくなる)のを打開するために、そして憶測で噂されたりするのを避けるために、ミチルは自分から記者会見をして子供の頃に虐待を受けていたことを公表し、子供なのに自分だけがこんな目にあうのは自分がおかしいんじゃないかと思っていたが、他の子供達もいえずに泣き寝入りしていただけだとわかったので、声を上げていくことにしたとTVの前で訴えるという自分から攻めることにする…。
結菜ともぶつかりかけてまあまあなんとかなったし、嵐を乗り越えた感じの巻。
©vette<vette@mail.ne.jp>