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煩悩日記

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2010-11-24(水) [長年日記]

_ 宮村優子『小説 電脳コイル(13)』(徳間ノベルズEdge) 完結編

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電脳コイル小説の完結編。

12歳を境にメガネが使えなくなるという縛りがあるのがこの世界。メガネの限界が近づいているイサコと最後の対決をしたヤサコ。イサコは力をかなり失うが、デンスケを助けようとコイルドメインの空間に入るが、お兄ちゃんを助けられない責任感から、あっちの世界にとどまろうとする・・・・

てな感じでTVとは似て非なる展開なのだが、もともと猫目やノブヒコのあつかいもちょっとTVシリーズとは違っていて、ハラケンのオバさん(玉子)との関係もちがうのだけど。

最後の方のイサコはTVシリーズでヤサコの家の玄関で泣き出したイサコを連想させるなあ。

ずっとにおわせていたタラちゃんの話も出てきました。

これで完結だけど、小説は小説で話が膨らんでいてよいです。TVの補完でないところがよいです。

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