2011-04-16(土) [長年日記]
_ 弓道教室(後期:2回目)@朝日カルチャー
やってることはあまり変わらず、巻藁と的前で座射。
今まで引いてたのが8.5kgの弓だったので、伸寸の11kgにしてみた。13kgでも素引きしたら問題なさそうだったけど、矢番えして何度も引いてると手が持たなそうな気がしたのでしばらく11kgで試すことにした。あと8回ぐらいで15kg当たりに持って行きたいけど。会が持ちこたえられるならいいんだけど、まだつらい。
今回は「失」の扱いについて講義。
それと矢取りしてから矢を運ぶときの持ち方について。今頃ですみません…
_ 池内六郎『三軸修正法 - 自然法則が身体を変える!』(BABジャパン)
内田樹つながり。
この本の前書きを内田樹の本で読んだことがあったので。(池内六郎→三宅安道→内田樹の縁と、再起不能と言われていた膝を三回の施術で直して貰った話)
三軸修正法というのは、地球の地表に暮らしている人間というのは、以下の要素の中で活動していることを前提にしている。
- 1Gの重力のもとで
- 地表に対する鉛直線上の力
- 地軸を中心に公転(地球が自転するとき地表の物は公転している)
- 緯度によっては地軸を中心に回転している状態
- 地表近くにいるというのは1気圧の空気の層の底にいるということ
- 地上で動くのは(高緯度になるほど)コリオリの力の影響を受けるということ
その手前の議論として、右回転しているコマを左に倒そうと力を入れると(左ではなく回転軸に対して約90度ずれて)前に倒れる、円盤状のものやタイヤが曲がるときには面をそちらに傾けながら曲がる、という「プレセッション」が人間の動きにも働くという説明がある。
結構概念がわかりにくいのだけど、この本は物理の世界がこうだから、人体についても、、と論考を重ねてから説明に入っているのでくどく見えるのだろうなあ。読んでみると妥当な前振りだとは思いますが。
それで、3軸修正のコアといえば、飛行機の姿勢と同じように、3つの回転軸の動きを視点に取り入れること。
- ヨー
- ロール
- ピッチ
この3つの軸の動きに対するプレセッションを意識した動きをすることで、やりづらかった動きを修正できるというもの。
それと、その動きは、理想的ではないかもしれないけども「今の体にとって機能的」であるのを理想的な「よい姿勢」にどうやってつなげるか(よい姿勢であっても体に無理がかからないようにするにはどう補正していくか)を考えるのが三軸修正法だという。
すみません、なんのことかわからないよね。