2011-05-16(月) [長年日記]
_ 『大阪人(7月号)』リニューアル号
「大阪人」リニューアル号。
今回のリニューアルがなぜ注目されているかというと、編集しているのが元「Meets Regional」編集長・江弘毅氏率いる「104B」であること。
その関係で、内田樹や中沢新一や釈徹宗といった書き手がいることなど。
リニューアル第一号は大阪駅リニューアル、うめきた(旧:北ヤード)。
_ 内田樹×中沢新一×平川克美『原発と大津波』(朝日新聞出版)
「ラジオデイズ」で配信された鼎談。
呪術的側面を無視しすぎて福島第一原発の見た目がフレンドリーなのをねらいすぎとか、原発技術導入の際に技術面しかみてなかったとかいうあたりはおもしろいなあ。
まあいうても他の人に対して説得材料にはなりにくそうな話題なんだけど。証明しろといわれても困るものだし。
_ 西炯子『姉の結婚(1)』(フラワーコミックスα)
タイトルが「姉の結婚」なんだもんで、妹目線の話かと思ったら違った(よく考えたら弟とは思わなかったな。なぜか)。姉本人が主人公。
どこかで恋愛破綻して地元に戻って図書館で司書をしているアラフォー独身主人公。
昔の知り合いで今は心療内科をやっている医師の男が急接近して言いよってくるが、面倒だし迷惑なので断っているのにそれでもしつこくいいよってきて…。
しかもその医者は妻帯者で妻はいいところのお嬢さん。でも浮気している。そして実は主人公とうり二つという。(だから結婚したのか?)
言い寄られて疲れている主人公に、それをいい話と思ってる居候の妹とか。
ドタバタして楽しいような心労がでるような微妙な展開だなあ。
_ 『快楽天BEAST(6月号)』
Cuvie『赤いイト?』
電車の中で見かけた女の子が好みでちょっといいなと思っていたら、その女の子の方から声を掛けられて、「あったことがある。前世の知り合いに違いない」と言い出すので、やばい電波系だと思いつつもホテルに誘われたら断れない。。。
でついて行ってエッチしたらむちゃくちゃ相性がよかったものの、その女の子は昔自分をいじめていた男の子の天然系の妹だったことがわかって逃げようとするが…。
駄菓子『視線の先』
デビュー作。
生徒会副会長の女子が図書室の奥でオナニーしているのを見かけて以来、こっそりと姿を追っていると、夜中に公園の隅っこに行くのを見かける。
公園の木の陰で、入れてきたローターで感じながらバイブレーターも取り出す姿を見て思わず彼女の前に姿を現して押し倒す…。
ちょっときづきあきらっぽい太い描線に、陰が落ちたような暗い誌面が特徴的。ちょっと薄暗すぎるかも。