2011-12-18(日) [長年日記]
_ 浦上博子『型の完成に向かって』(言叢社)
著者は範士九段(今は十段らしい)。日置流印西派浦上栄範士の義娘。
弓道の射法や心の持ち方についての連載エッセイをまとめたモノだけど、べき論ではない。
「こうやれば自然にできる」と書かれても「自然に出来ないから苦労してるんじゃ〜」と思うことは多いのだけど、この本の場合は「こうやっていればいいと思ってたけども後で思い直してこうやってみたらしっくりいった」というような自分なりの工夫や試行錯誤を書かれているので非常に参考になる。
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