2005-03-07(月)
_ 『マンガ エロティクスF(vol.32)』
沙村広明が新連載『ブラッドハーレーの馬車』。って、これまたありそうでなさそうな史実ものっぽい描き方もののを…:-) いや話は陰惨なのだが。
よしながふみ『愛がなくても喰っていけます。』最終回だった。雁須磨子『ファミリーレストラン』も最終回みたいだ。
志村貴子のプチ百合っぽい話『青い花』は3話。よく考えたら前号見てない気もするな。
2006-03-07(火)
_ 『月刊IKKI(4月号)』鉄道員&オリンパスPen F
佐藤タイセイ『ライン-マン』新人コミック大賞の青年部門入選作。
都会の本線からド田舎のローカル線勤務になった駅員ユウ太は、やる気がでない職場とぼやいているが、そのとき目の前に現れた女の子が…。
無銭乗車っぽい女の子との会話から、どうでも良さそうな廃止ホームを維持している駅長(あとで、主人公の父親と判るのだが)の気持ちが判ってくる展開とか、視点の移り具合がおもしろい。
絵はちょっと二宮ひかるを彷彿させるタッチ。
日吉ゆいこ『あまねくまたたき』IKKI新人賞イキマン受賞作。
絵は個人的には惹かれないのだが、中一の女の子が、知らない女の子に声を掛けられてオリンパスPen F で写真を撮って現像して写真に惹かれるという、ちょっとへんな話。それで写真部に勧誘されるってはなしで、カメラはメインじゃないんだけど、なぜPen Fなのか :-)
2007-03-07(水)
_ 上津康義『クドー遺宝伝』(YKコミックス)
2005年1月のヤングキングで始まって、いつのまにかYK OURsで連載が続いていた上津康義『クドー遺宝伝』。
タイトルからするとトレジャーハンター・クドーが主人公なのだけど、クドーに巻き込まれたり絡んだりしている同じくトレジャーハンター兼骨董屋のハルカが狂言回しとなって、クドーの素性が明かされるのに立ち会う話という感じ。
もちろんハルカが居なければ話は盛り上がりませんともヽ(^o^)丿 基本的にふたりの間に男女の関係はないのだけど、たまにハルカがクドーをからかうときに使う流し目がよいですな。
まあこんな若い歳で骨董の目利きとかトレジャーハンター出来るのか、というのは置いといて…。
2005年の日記で憶えてない、と書いていた『Patch Worker』についてもコミックスに収録されていた。
2009-03-07(土)
_ 沖本秀子ほか/東野圭吾『コミック 東野圭吾ミステリー』(秋田トップコミックスワイド)
東野圭吾ミステリー (秋田トップコミックスW)
秋田書店
(no price)
コンビニ売り用の安くて分厚いシリーズ。
東野圭吾は読まないのだけど、沖本秀子(『神の雫』のオキモト・シュウ)の『浪速少年探偵団』の先生が好きなのよね。
『浪速少年探偵団』は昔コミックスを買ってるのだけど、それに収録されてない残りの話が入ってたので。
今回コンビニで買ったのだけど、2年前に出た本が増刷されたので出回ってるらしい。
一応収録作品はこんな感じ。
- 風祭壮太「加賀恭一郎」シリーズ
- 「嘘をもうひとつだけ」
- 「冷たい灼熱」
- 沖本秀子「浪速少年探偵団」シリーズ
- 「しのぶセンセの推理」
- 「しのぶセンセと家なき子」
- 「しのぶセンセのお見合い」
- 「しのぶセンセのクリスマス」
- 「しのぶセンセを仰げば尊し」
- 「しのぶセンセは勉強中」
- 「しのぶセンセの上京」
- 「しのぶセンセは暴走族」
- 浦川まさる&佳弥「スチュワーデス名探偵の事件簿」シリーズ
- 「ステイの夜は殺人の夜」
- 「旅は道連れミステリアス」
浪花少年探偵団―浪花の熱血先生と教え子探偵団の事件簿 (サスペリアミステリーコミックス―東野圭吾ミステリーシリーズ)
秋田書店
(no price)
_ 米澤穂信『秋期限定栗きんとん事件(上)』(創元推理文庫)
秋期限定栗きんとん事件 上 小市民シリーズ (創元推理文庫)
東京創元社
(no price)
米澤穂信の小市民シリーズ久々の続巻。しかも上下巻。
『夏期限定』で、「小市民」として抑えるべきだった悪癖を隠そうともしなかった小佐内さん。小鳩くんも同罪だった。そうして互恵関係は崩れたので、続けられるのか、と思ったが続いていた。いちおう縁が切れた状態にはなっているが…。
そして小鳩君には彼女ができたものの、相変わらず推理を働かせすぎてしまい、爪を隠さないといけない欲求不満状態にあったりするのだが…。
それはそうと、「栗きんとん事件」って書こうとすると手が滑って「トンキン湾事件」になってしまいそうである。
春期限定いちごタルト事件 小市民シリーズ (創元推理文庫)
東京創元社
(no price)
夏期限定トロピカルパフェ事件 小市民シリーズ (創元推理文庫)
東京創元社
(no price)
2010-03-07(日)
_ 沙村広明『ハルシオン・ランチ』(アフタヌーンKC)
『good アフタヌーン』連載分。
いやー、沙村広明は『無限の住人』みたいなまじめ?なのよりもこれとか『おひっこし』とか日本の普通を舞台にしたばかばかしい話がいいわ。
ウルトラマンのオマージュみたいなのは置いといて・・・八戸は壊滅するわいい年しておにいちゃん子は出てくるわ、いやいや突っ込みどころが多すぎて紹介できない。
とりあえず、ヒロイン本流ではないのだろうが冷たそうなトリアゾがよいですわ。ヒヨスって、会話成り立ちそうにないしな……。無論、トリアゾの後ろから見えるミニスカと脚がいいとかそういうことではない。
それでほぼ同時に出た『good アフタヌーン』の最新号では、化野(あだしの)の息子も出てくるわ、前にも回想シーン?で出ていたファザコン(というのを通り過ぎた父親命みたいな)娘も出てきて非道ぶりを発揮するわ、八王子は壊滅しました…になるわでどうしようもないですわ :-)
_ ゆきみ『カノバナ』(メガストアコミックス)
ゆきみはカラーがええわー。このオシリと浅黒い肌と緑。
『VAGRANT』とか『恋する前に愛する夜』とかが好み。女の子のほうからまたがって生でするというところが気に入ったのかもしれないが…。
_ 西炯子『ひらひらひゅ〜ん(3)』(Wingsコミックス)
西炯子のマイペース弓道部マンガ。
はじめて勝つ気を見せた試合で強豪・板金に惨敗した開開高校の弓道部。いままでののんびりっぷりと打って変わってピリピリムードが漂うが…。
という大きなエビソードよりも、智和とさやかのラブコメがよいわ。
流鏑馬をしてる井上先生(メガネ属性)もよいけどもっ。
2011-03-07(月)
_ 『FEEL YOUNG(4月号)』
ヤマシタトモコ新連載!表紙も描いてます。
ヤマシタトモコ『ひばりの朝』新連載
新連載だが、タイトルとか冒頭のシーンと本編の関係が判らん。しばらく注視。
いろいろおざなりにする男が彼女の逆鱗に触れそうな…。「おれはいつもたいせつなことをみのがす」
4/8には短編集『ミラーボール・フラッシング・マジック』発売。
※サイン会も予定されていたのだが、その後ヤマシタトモコ先生の傷病の関係で中止の予定。
おかざき真里『&』
目が離せない展開。
薫を縛る、昔の記憶。父が自宅の火事で無くなったときのこと。あれは薫が父を死なせる原因なったのか。。。
とか反芻して店の脇にスペースを作ろうと庭仕事をしながらシロと話していたら、そこに矢飼が登場し、緊張の一瞬…。
宇仁田ゆみ『うさぎドロップ』
りんの想いも伝わって、りんとダイキチは血がつながってないことも判って、りんも落ち着いて攻めてくるのだけど、ダイキチは切り替えられない。
コウキは事情を聞いたらりんを応援する立場になるし。
次号で最終回って!
えすとえむ『うどんの女』
うどん村田さんの家に止めて貰ったキノ(親も同居なので別に何事もなく)。それを聞きつけた元旦那からいろいろ突っ込まれ、二人の進展がないから見てられなくてとか :-) それで元旦那に「(キノのことは)好きよ」といったところをキノに見られて(自分のこととは思わんわな)、キノが走り去る。村田さんはなぜ逃げると追いかけて…。
次号期待!
河内遙『夏雪ランデブー』
先に帰った葉月くん(中身は島尾くん)。六花はもう葉月のことが好きなんだと落ち込んで、昔のことを思い出しながら花をアレンジメントして立ち去る。混乱したまま追いかけてきた六花はその花を見て、、、。
って、島尾っぽい振る舞いにはおどろくだろうが、中にとりついてるとは思わないから混乱するよな〜。
ねむようこ『午前3時の危険地帯』
たまこ×宮下疑惑w。たまこは違うというのに、宮下の方が案外その気になってしまっている。
そしてたまことももこのうわさ話を立ち聞きしてしまった堂本…。 ってなぜいつも変なところで聞く羽目に。
阿仁谷ユイジ『みよ姉の藍色』
アパートの隣の部屋にすむ兄貴の元奥さんのみよ姉。何かあるたびにベランダ越しに自分の部屋に泣きに来るから、昔好きだった自分としては複雑な気分。今は彼女もいるんだから困るんだよと突っぱねるが。
藤原薫『その先の風景』
ひさびさに藤原薫が。
_ 『good!アフタヌーン(No.15)』
麻生みこと『路地恋花』が表紙。
麻生みこと『路地恋花』
若い女性の駆け出し靴職人の話。
父親とけんかして独立して路地に店を開いた職人。
といっても仕事はすぐにこないので内職をしているが、そこに娘の入学式のために靴を作りたいという父親が。娘さんは脚を怪我したせいで長さが左右で違っているので靴で高さを調整したいとこと。脚の怪我やら母親と死別したことでちょっとやさぐれている娘を相手に靴を作る。
相手しているうちに情が移ってこの娘の母親になりたい!と思ってしまうが…。
革靴の職人というのはMEN'S EXなどを通じて興味があるところなので、おもしろかった。木型作って、釣り込んで。今回はマッケイだそうです。
水薙竜『ウィッチクラフトワークス』
巻頭カラー。
妹の霞ちゃんに火々里さんとの関係を問い詰められる多華宮君。学校に行こうとしたら塔の魔女たちに火々里さんと分断されて襲われそうになったところに助けに入ったのは、魔女の格好をした霞。
実は霞も魔女で、火々里と分担して多華宮君を守っていたのだった…。
事情を知ってるくせに家で問い詰めたのは「お兄ちゃんを困らせるのは妹の義務だから」:-)
で、役割分担決めてるのに火々里が休日も呼び出したりしてずるいと多華宮の取り合いしてるわ、火々里は火々里で24時間一緒にいたほうがいいから一緒に暮らしましょう、とか言い出すし。何このハーレム:-)
沙村広明『ハルシオン・ランチ』
沙村広明こう言うの描かせたら天才すぎるなあ。
「リア充王め」「シェイクスピアみたい」。「全マシマシ ニンチョモをわずか1分で」(いやヒヨスなら1秒でもいけるが)とかどうでもいい展開も。
メタ子の世話になるのを止めて別行動を取るようにした化野。外国人のヒッピー連中と一緒になるが、そこの女性は「ここはフリーセックスなので」と化野に夜這いかけてくるわ、プライドとか面倒なのもあって断った化野を見て、夜に犬と接続したヒヨスは正気にもどって(というか例の娘の安芸良の人格らしいが、欄外で設定を説明されてもw)マスターの化野のために動くが・・・ってこのヒヨス怖えー。
釣巻和『水面座高校文化祭』
理事長の娘の話のつづき。理事長と都の対峙。
そして草野くんが…って生徒会長の正体よりもサプライズですな。というかこういう生徒ばっかり…。
みもり/香月日輪『地獄堂霊界通信』
擁護教師の如月麻子先生いいわ。メガネとツリ目とウェーブの髪が。三つ編みにして、サイドを残してるのがいいのですかね。
伊咲ウタ「サヤビト」
リヴィアの過去の話。
劇場で再開した前の主人(アド)の話が。