2006-06-17(土)
_ 『メカビ(vol.1)』(講談社)
講談社のオタク向け新雑誌。
メカと美少女の話は好きだけど、オタク論はもうどうでもよい。
特に本田透のはどうでもよいのだが、小説まで載っていて、ルサンチマンとかラングとパロールとか哲学系ジャーゴンをそれっぽく当て字をつけて作品世界の別の用語としてつかってみたり(というか用語説明をわざわざつけてみたり)して、なんか頭でっかちというか、芸風だとしても作中の概念や用語の説明にパワーをかけるのはなんだかなあ、という気がしたのだった。
_ 堀越孝一編『新書ヨーロッパ史 中世篇』(講談社新書)
Amazon
高校時代の世界史の授業を手抜きしてたせいもあってよく知らないので、適当な本を買ってみようと思って買ってみたのだがこれはいまいちだなあ。
当時の人間が見ていた視点で書いてみようという試みはまあいいとしても、章毎のくくりがよく分からんし、一部の章は文体が揃ってないし(いきなりですますが現れたり、主語を受けてない文末で終わったり)、とにかく読みづらい。知ってる人間が別の視点で読むのなら苦痛ではないかもしれないが、読んでると説明の内容以外の点で気になることが多すぎて読むのが辛い。
2007-06-17(日)
_ 朝森瑞季『ガラスの女神(1)』(BAMBOOコミックス)
2006年10月号から『ビタマン』連載中の作品がやっと本に。
連載をずっと読んでるので今更なのだが、こうやってまとめて読むと、一度だけ抱き合った真ヒロインと思わしき栗宮ほのかを目の前にして延々その後輩と付き合ってエッチして栗宮さんに目移りしてるのを続けているだけという、はっきりしない主人公の話だな、と改めてあきれてしまう :-)
途中二股になるならともかく(ソレっぽい雰囲気の時はあるが)、今付き合ってる後輩とは毎回のようにエッチしているのに、栗宮さんとは「もしかしたらいい感じなのかも」の繰り返しだからなあ。
_ 東本昌平『Illustration Works 鉄魂 - 伝説の二輪 名車グラフティ』(モーターマガジン社)
『ミスター・バイクBG』といえば東本昌平、という認識だったのだが(たいていはバイク+女性)、その表紙イラストが本になっていた(気がついたのが既に遅い)。
ミスター・バイクBGの20周年記念で出たらしい。154Pほどあるけど全面的にカラーで収録されてて嬉しい。
このイラスト集が出たのは半年以上前なのだけど買うのは『RIDE 1』より後になってしまった。
_ トニー・ブザン/バリー・ブザン『ザ・マインドマップ - 脳の力を強化する思考技術』
マインドマップは日本語の本が出た頃にどこかでなんとなく知って(松山真之助が紹介してたので知ったのかも)以来、なんとなく読んでたので本を買ってまで読んでなかったのだけど、会社の中でこの話とか、チェンジビジョンの平鍋さんの新刊の話をしてたら、とりあえずちゃんと読んで社内でお勧め本選んどこうかなとか言う気になったので。
Jude/Think!は買うかどうか考えて悩み中のままだなあ(Jude Proでサポートされたときも、JudeはCommunity使ってたので^^;)。
_ 加地尚武『福音の少年 Good News Boy 〜 魔法使いの弟子〜』(徳間デュアル文庫)
Amazon | 福音の少年 公式HP | 著者のHP
実は中臣亮(ムサシマル)の表紙で手に取ったのだが :-)
WEBサイトで発表した作品が元になって書籍化、、、と書いてあったのだが、ぺんぎん書房から本が出ていたのね。そっちは知らなかった。
ちょっと読みかけたのだけど、どうも出だしのテンポが悪くて読むのがつらいぞ^^;