2004-10-19(火) [長年日記]
_ ObjectREXXがオープンソースに。。
「」。
うーむ。OS/2 Warpは実際止まってるし(eComStationというクローンがあるが)、ObjectREXXはOS/2だけではないとはいえ、だんだんとこの手の技術がオープンソース側に開放されていくのかな。SOMObject辺りはさすがにもう要らないか。
_ CitiBank詐称フィッシングメール
うちにも来たなあ。
どこがニセかと思って見たのだが最初よくわからなかった。
Fromのアドレスは"@citibanck.com"だけどこんなのはウソに決まっている。ヘッダはこんなの。
Received: from ****.fbx.proxad.net (****.fbx.proxad.net [82.224.45.23])←送信元はCitibankではない From: Citi < antifraud.ref.id40663328@citibank.com > Subject: Citibank: Account Update [Tue, 19 Oct 2004 07:25:58 -0300] |
添付のhtmlを開くと"https://web.da-us.citibank.com/signin/scripts/login/confirm/user_data.jsp"へのリンクが書かれているけれど、画面全体がイメージマップになっていて、クリックすると同時に"http://211.250.101.106:87/cit/index.htm"というフィッシングサイトのポップアップウィンドが開いてそこでカード情報の入力を促している。(ソースをみればわかるけれど、IEの場合は、右クリックしたときにステータスバーに表示されるアドレスでもわかる)
本体の画面に出てくるcitibankのサイトはどうも本物のようで、こちらを疑っても怪しいところがないため、メールを信用してしまう可能性が高い。
工夫しとるなあ。
ちなみに、IEだとGoogleToolBarがポップアップをブロックしてしまうのでわざと解除して動かした。FireFoxだとポート87は怪しいと言うことでデフォルトでは開けなかった :-)
_ Google Desktop β版をいれてみたものの
メールボックスはOutlook/OutlookExpressしか見ないのではかなり魅力が薄い。サーチクロスだとBecky!も見てくれるのに。まあgoogleが早期に日本のシェアウェアに対応してくれることまでは期待するのが無理だとしても、やりたいことが限られる。
あと、ファイルよりもWEB History(IEのキャッシュ?)の方がやたら引っかかってしまうのでノイズが多い。たぶんサーチ対象外フォルダを指定すれば良さそうだ。
_ Windows XP SP2を入れてみた
メインマシンでトラブルでると困るのでSP2を当てるのは見送ってたのだが、リカバリーが大変なのはもう一台の方なので、とりあえず入れてみた。
それにしてもダウンロードのチェックに時間がかかること。インストールが終わって再起動したら今度はいきなり起動前に自動更新の設定確認が大げさに出てくるし、起動したら新しい機能の「セキュリティセンター」が警告を出してくるし…。警告すること自体はかまわないのだけど、予期してなかった人に対していきなりこんなのを出したら騒がれるに決まっとるわな :-)