2005-10-09(日) [長年日記]
_ 旧作を引っ張り出し…
『築地魚河岸三代目』を古本で読もうかと探しに行ったら在庫になく、仕方ないので他の棚を眺めていたらいろいろ読み返したいタイトルに当たってしまったので何冊か購入。100円本だけど。 持ってるけど発掘できないから…という話もあり。
高野真之『ブギーポップ・デュアル 負け犬達のサーカス』
高野真之がプロデビュー?として電撃大王で連載していた作品。小説のブギーポップのエピソードとは関係がない話で、「ブギーポップ」というキャラクターだけが共通。
それはともかく主人公の保護者で保健の先生でもある五十嵐初佳せんせーが良い感じなのだわな〜。
高野真之らしく全体にしめっぽいというか甘ずっぱい?雰囲気が漂っていてこれはブギーポップじゃないと思う人もいるかもしれないがこれはこれで良し。
今見ると顔の造作とか最近の絵より崩れてる感じ。
松本嵩春『2hearts』
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全4巻だけど。いまはなき少年キャプテンコミックス。
音叉を使う
粉味『必勝 試験に出る!女子高生』
最近描いてないので忘れられてそうだが、好きなマンガ家さん。
今は亡き『リュウ』連載分のアニメージュコミックス。そういえばこっちも徳間だな。
パワフル女子高生の駒井ちゃん。 やじきた学園道中記とも共通するが、制服のスカートを翻し、ペチコートの裾をひらひらさせながら健康的な脚をむき出しにして駆け回る姿がよいのだった。粉味は脚が特徴だし。
『みんなでお茶だ!』『ジャれんじゃねえ!』もよいのだが、みんな絶版なのが寂しい。
西川魯介『屈折リーベ』(ジェッツコミックス)
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ご存じ眼鏡っ娘LOVEの定番で、キャプテンの連載分がファンの熱い要望で白泉社から出たもの。連載は1996年、コミックスが出たのは2000年。
今見ると西川魯介にしてはおとなしいという気もするけど、ノリは変わらず。主人公がいかに篠奈(の眼鏡姿)に惚れているかを熱く語っていて、キーワードを出せば読者に解るだろうというような安直な姿勢でないのがまたよいところ。
このころは西川魯介をほとんど知らなくてしかもキャプテンもつぶれたので「なんか西川魯介というマンガ家が濃い漫画を描いてたよなあ…」という記憶だけが残ってしまった。まあおかげで伝説化していたのだが。
まだ絶版じゃないみたいだけど、いつまでもあると思うな親とマンガ。
_ 萩尾望都『スターレッド』読み返し…
上の流れで何となく本棚を漁っていたら出てきた。普段は後ろに隠れていて見えないので忘れてたのだった。
手元にあるのは作品集第II期の物だけどこれも絶版でいまは文庫しかないようだ。もったいない(追記:奥付を見たら連載が1978〜79なのはともかく、作品集でさえ第1刷が1986だった。そりゃー年取るわ)。
火星人であることを隠して地球でくらすレッド・
星の紙面上のルックスもいいのだけど(まあ萩尾望都のはみんな顔の造作が好みだが)、読み返すと結構短い話で、話がどんどん進んでいくのだよなあ。全くよどみがない感じで読んでて引っ張られていく。火星に行ったらコマンドにあって、ペーブマンにマークされ、長老達に会って逃げ出すことになり、、、すべての行動が次の話とリンクしている。
さんざん読み返した話なので紙面やセリフが浮かんでくるぐらい。最後の方の「昨日の火星 明日の火星 一年まえの火星 百年まえの火星 砕けている 砕けているわ」とか「小さくおなり 小さくなって入りこめばいい」「ぼくはすこしだけからだをかえればいい」とか、もうなんというか今みても構図と台詞と流れがマッチしているし、読み返すときの記憶ともぴったりマッチして、好きな曲を聴いていっしょに口ずさんでいるような一体感があるのだった。
ついでに『A-A'』も読み返してました。
_ UTF-8 TeraTerm Pro with TTSSH2 (Ver.4.20)
TeraTermのssh2対応版というのは一年ほど前に試してみてたのだが、n-mixのtryで話が出ていたので最新版に入れ替えてみたらかなり変わってるし〜。日本語版なんてのもできてるのね。
というわけでメニューが日本語対応の4.20にしてみました。
_ 白いドリンク
うまいものじゃなくてジャンクフードのような気もするけど。
カルピスウォーターとか白い乳酸系ドリンクが昔から好きです。
- カルピスウォーター
- 普通に手にはいるのがこれなので買うことが多い。ちょっと飽きる。
- アンバサホワイトウォーター
- 昔(10年前)は350ml缶を毎日飲んでいた。最近見かけないけどたまに売ってるのだよなあ。そういえば復活したとか。今飲むとかなり甘ったるい。
- スコール
- 「愛のスコール」は有名だけど製造元は宮崎県の「南日本酪農共同株式会社」という(多分)マイナーなところ。ファミマで買うことが多い。ローソンでは店によって扱っていることがあるけど、ばらつきがあるのが難。これも微炭酸と乳酸系がマッチしていて好みなのでしょっちゅう飲む。腹がふくれるので腹が減ってきたときによいということも :)
- 白い三ツ矢サイダー
- 小さい缶は見かけるがペットボトルはあまりコンビニでは見かけない…。さすがに三ツ矢サイダーなだけあってスコールよりは炭酸が強めである。といっても微炭酸の部類に入ると思うけど。
- カルピスソーダ
- これも大阪ではプレーンなものはコンビニであまり見かけない。メロンとかフルーツミックスとか新製品のお試しっぽいのは出回るけどたいがいイマイチである。
この中ではスコールが一番飲む頻度が高いのだけど(1〜2本/2日)、白い三ツ矢サイダーが買いやすければもっと飲んでるだろうなあ。
ちゅうかね、コンビニの商品が偏るのはしかたないけど、ミネラルウォータとか緑茶ばっかりというのは勘弁して欲しい。何種類置いてるねん^^;
_ 交響詩篇エウレカセブン #25「ワールズ・エンド・ガーデン」
歩いている最中に倒れてしまったレントンが拾われて目を覚ましたのは民家のベッド。そこの主のウィリアムは絶望病の妻を持つ、気の良い青年。自然主義的な話を聞かされたあとで、絶望病の妻の世話をしていてつらくないかと聞いたレントンに対してウィルが言ったことばでエウレカのそばにいるべきだと思い出してまた旅立つ。
と、ロードムービーっぽい展開が続いているのだが、連続でやられるとつかれるのだった。
ゲストキャラ・ウィルの声は古川登志夫。演技に不満はないのだけど「よく聞いた声、よく聞いたしゃべり方」なのでそこだけ場慣れしているというかスレてしまったような感じになってしまった。TVで洋画の吹き替えを聞くときのような。