2006-04-25(火) [長年日記]
_ 玄鉄絢『少女セクト(2)』(メガストアコミックス)ヽ(^o^)丿
少女セクトの完結編ヽ(^o^)丿
この作品は描線もすっきりしていてきれいだしかわいいし、小物デザインもセンスいいし、読んでいてかなりいい感じなのでした。
今回の表紙は藩田思信と内藤桃子のカップル。
1巻では思信のまわり(まーやとか)と、桃子の周辺(旦蕗と雪花)なんかを描いていたのだけど1巻のラストシーンから思信×桃子の流れがメインになってしまった。1巻では桃子と思信はいちおう主人公とはいえ「レギュラーキャラ」にしかすぎない印象だったのだが。
今回も途中では桃子の相手とか、麒麟が親友だった思信のお付きになるまでの話とかもあるのだけど、最期に桃子と思信がちゃんとくっつくまでずっと二人の話って感じ。後日談の思信の会社の話と、小さい頃のファーストキスの話もよい。
色んな女の子の思いをそれぞれかき分けていて、キャラ設定も後になっても生きてるし、何度も読み返してしまった。
ガールズラブの話なので、いちおうエッチもあるのだが、エッチそのものより嫉妬とか痴話げんかのほうが主という感じですな。
_ 秋重学/川崎ぶら『ニナライカ(1)』(コスミックインターナショナル)
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河出書房新社版も持ってるけど買ってしまう。
ライカ(M型ライカじゃなくてバルナック)を愛用する女子高生、ニナと写真の話。 秋重学の出世作でもあるけど、個人的には秋重学にはニナライカを超える魅力の長編がない気がする。
_ 桑島由一『神様家族(8) おはよう!こどもショー』(MF文庫J)
最終巻だった。
というか実は7巻で完結してたので今回はおまけだったとか。
新一と愛のカップルの初詣(いまごろ)の話と絡めながら、佐間太郎の幼稚園時代のエピソードがつづられるのでした。
_ 上遠野浩平『ブギーポップ・イントレランス / オルフェの方舟』(電撃文庫)
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うーん、前作の続きじゃあないのか。
今回のはひさびさにどうでもいいと言う感想だった…。
それに相変わらず視点がかわりまくりだし、心理状態をト書きで説明しすぎだし。
_ 『航空ファン(6月号)』
「新しい米海軍航空」の記事。スーパーホーネット・ブロック2の記事とか。
カラーページではNASAのWB-57F(RB-57F)写真があるのがうれしい。
それはそうと、次回の世傑は「T-2」だそうで。
_ 『JAVA WORLD(6月号)』
「Eclipseで始めるJavaアプリケーション開発」とか「継続的インテグレーション対応ツール・カタログ」とか。
_ 高野宮子『ばら色の人生(2)』
完結。
最近は神坂の顔を見るとどきどきするので、怒られるのが恐くてドキドキしているのかとあせる恵(お子様なので恋愛感覚がない)。
自分のドジで神坂を不幸な目に遭わすという占いを聞いたために距離を置こうとするが、こんどは神坂のほうがちょっと落ち着かない。
_ 葉月京『Wネーム(3)』
天ちゃんこと蓮がお金を早めに稼ぐために「処女オークション」。 普段会っている「蓮」がサイン会に来た車いすの蓮の格好をしていると知ったリイチは、「蓮」を連の呪縛から解放するため手術代を用意して落札。
ホテルに現れた「蓮」は最近親しくなってきたリイチがお金で処女を買ったと思って泣きそうになるが、リイチが「蓮」が妹のために稼いでいることを知っていると判って、連の前で自分が天であることを明かす…。