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煩悩日記

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2006-07-23(日) [長年日記]

_ ふる鳥弥生「幽霊旅行代理店 ソウルメイトツーリスト(2)」(シリウスコミックス)

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ううむ、1巻とちがってタイツ指数が少ない気がする…。

壊したお墓の再建代も稼げたのでソウルメイトツーリストのバイトも続けなくて良いはず、と思いきや、結局苦手なまま続けることに。

_ ヘンリー・ジェイムズ『ねじの回転』(新潮文庫)

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何かを読んでてふと読み返したくなったのだが、きっかけを忘れてしまった。

昔、よく分からないまま名作の一つとして読んでいた作品。買い直したら字の大きい版に変わっていた。

タイトルでは判らないが、家庭教師が残した手記の形を取った、イギリスを舞台にした怪談。今の感覚からすると子供が幽霊を見てしまうと言うことに対する恐れ方がいまいちピンと来ないのだが、最初読んだときは、悪意ある子供達と言うだけに見えたのだよなあ。

「ねじの回転」とは、話の材料として幽霊を見たのが子供だとしたらさらにねじを一ひねりしたような効果があるのでは?という表現から。

岩波から最近『デイジー・ミラー』といっしょになった文庫が出ているみたいだからそっちを読んでもいいかな。

それはそうと、今回の解説を読むまで、プラグマティズムのウィリアム・ジェイムスの兄弟だということを知りませんでした…。ウィリアム・ジェイムスは好きなのになあ。

_ 戸部良一編『失敗の本質 - 日本軍の組織論的研究』(中公文庫)

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野中郁次郎関連。

ノモンハン、インパール、ガダルカナル、レイテ、ミッドウェー、沖縄戦といった大東亜戦争のターニングポイントとなる作戦でいかに日本軍が組織的行動の面で失敗を犯したか(過ちの根源)を研究した本で割と有名な書籍。

斎藤孝の『「頭がいい」とは文脈力である』で紹介されてて読む優先度が上がったような。

類書としては野中郁次郎編の『戦略の本質 戦史に学ぶ逆転のリーダーシップ』も読みたいがでかくて分厚いので先送りだ。こちらは日本軍ではなく、スターリングラード戦やバトル・オブ・ブリテン、第4次中東戦争など、海外の重要な戦争において成功した戦略を取り上げている。野中郁次郎では海兵隊関係も読みたいが、なかなか順番が。

_ 田中ユキ『神社のススメ - ボクと巫女と神職と(4)』完結

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完結ですわ。

巫女バイトをやめた真鍋さんもちゃんと広島まで行ってみたり、最後は兄貴や真鍋さんを呼び集めたり。

巫女バイト時代の田中ユキの写真が載っている ^^;

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