2006-08-03(木) [長年日記]
_ 雁須磨子『御破算で願いましては』(幻冬舎)
雁須磨子の懐かしのマンガ(もとはソニーマガジンズ)が幻冬舎版で登場。
雁須磨子って、コミックス出版についてはけっこう恵まれてる(『どいつもこいつも』も完全版が出たし、ソニーマガジンズ版は幻冬舎がほとんど出し直してるし)。
初出は1999年。コミックスも買った気がするが記録がないなあ。
拘置所につとめる主人公は、アパートの大家さんが開いてるそろばん教室の先生(大家の娘)・美津子に片思い。話すきっかけが欲しくて教本をもらって拘置者に渡してあげたりしていた。
ある日思い切って告白したところ、好きな人がいるからダメ、とすげなく断られてしまいショックを受けるが、その相手は実は拘置所にいるあいつでは?と思い当たり…。
雁須磨子らしいへんなプロットの特徴がよく出ている話。
_ 『ビタマン(9月号)』朝森瑞季、ハルミチヒロ
表紙と巻頭カラーのショート作品、朝森瑞季『夏の残り香』は部屋でないしょの水着を披露。朝森瑞季はぽや〜んとした彼女とラブラブ、というところが好きですなあー。
同じく巻頭カラー、ハルミ チヒロ『渚のビキニちゃん』。 大学の夏休み。野鳥サークルなので本当なら山に行くのはずだが、夏ならビキニを見に行かねばと主張し、おっぱい星人ではなくてビキニが似合うおっぱいが好きなだけだー、と力説しているところを藤原さん(ショートヘア+メガネ)に聞かれてしまう。
結局部のアイドルの女の子が海がいいと行ったので海に来たものの、藤原はパーカーを脱ごうとしない。せっかくだから泳がないと、と服に手を掛けたらその下にはきわどいビキニが。あわてて逃げる藤原さんと、なぜ逃げられるのか判らないまま追いかける主人公。 追いつくと、ビキニが好きと言ってたからよろこんで欲しくて、でも勇気が無くて…と、ツボをつく恥ずかしがり方をして、結局そのままエッチになだれ込み :-)
このウェーブの掛かった髪にメガネでちょっとつり目の藤原さんがメチャよい :-)