2007-01-20(土) [長年日記]
_ 長尾みのる『バサラ人間』(よるひるプロ)
どこからこの人に行き着いたのか忘れたが、「イラストーリー」と呼ぶ、イラストと語りが合わさったような漫画とも小説ともいえない作品。
タッチはちょっと癖があるけども、五十嵐大介は作風としてはこの路線だよなあー、と思っている。
_ 館淳一『姉と鞭』(幻冬舎アウトロー文庫)
引き続き館淳一です。
これはアウトロー文庫の既刊なのだけど店頭で見かけなかったので買ってなかったもの。
タイトルは飴と鞭に引っかけてあるみたいだが、話はあまりしゃれっぽくなくて、文字通り姉と弟と鞭のSMもの。
写真をやってる弟が会員制の写真撮影のクラブ(モデルを雇って撮影するのとかでSM撮影に参加して引き込まれていく。
そんなある日、結婚したはずの姉が自分のマンションにやって来る。旦那とケンカして飛び出してきたとのことで、事情を聞くと旦那はマザコンで社会的体裁のために結婚したようなもので、結婚してからも一度もセックスなしで母親の味方をするとか。
留守の間は姉が留守番をしていたが、気がつくとSM写真のアルバムの位置がずれていて、姉がSM写真に興味を持って何度も見ていたことが判り…。
というので、館淳一にはSMも多いが、姉弟SMものも多いのだよなあ。
_ 袴田めら『最後の制服(3)』完結
女子高生、ガール・ミーツ・ア・ガール。
近所に入ってこないのでいつも手に入れるのに大阪市内に行かないといけない。やっと完結編を手に入れた。
藍と楓子、紅子と紡の二組がメインと思っていたのだが、あくまで紅子×紡が主役だったのね。
最後の制服 1 (1)
芳文社
(no price)
最後の制服 2 (まんがタイムきららコミックス)
芳文社
(no price)
_ 星野リリィ『星野リリィ イラスト集 魔法細工』(幻冬舎コミックス)
ということで最新刊でもないけれど最近手を出している星野リリィのイラスト集があったので買ってみる。当然ながらほとんどが知らない作品である。BL系で出ているマンガは読んでないしなー。
_ 山岸涼子『舞姫 - テレプシコーラ(1)』
いままで山岸涼子は昔読んだ印象から絵も話も「恐い」というイメージがあったので避けてたのだけど、この間の萩尾望都×よしながふみ対談でちょっと読みたくなってきて買ってみたが、やっぱり苦手なタイプだった ^^;
話は続き読みたいのだけど、どろどろしてるのとかなりふり構わずみたいなキャラ苦手なのよねえ…。