2007-02-09(金) [長年日記]
_ 武梨えり『かんなぎ(2)』(REXコミックス)
表紙はざんげちゃん。
フトモモがよいですよねえ。これもいいけど、七話タイトルページでナギととっくみあいしてる絵もお互いのフトモモというか膝まわりの手頃なむちむち感とか出ててすごくよい。武梨えりの絵って、ナイスバディとか言うのじゃないけれど、生々しい肉付きというか :-)
その七話では、ざんげちゃんに詰め寄ったナギを逆に倒して足蹴にして女王様チックにしているところを仁に見られてしまい、ざんげちゃんはいい人だよとかばっていた仁がショックを…。
ナギが制服を着て忍び込んでいるのは生徒にとって衆知となっていたが、みんなおもしろがって応援していた。おまけに仁のしらないところで「ナギ様公式ファンクラブ」なるものが誕生しHPまで出来ている始末:-)
それでもとうとう教師が動き出してナギが捕まってしまう。しかし、ざんげちゃんが憑依している女生徒・白亜の父親である涼城先生が協力することになって、なぜかナギが正式に生徒になることに(普通に考えるとおかしい:-))
そして11話が問題のメイド喫茶の回、「彼女はクレイジー」。その日はメイド服ではなくてギャルゲーコスプレの日だったが、艶やかなコスプレ姿で近づくナギに仁が「あまりにもかわいくてやらしくて直視できないから寄るなっていってんだよ!」と赤面して大声を張り上げてしまうところがクライマックスか :-)
(かわいそうなのはその仁にほとんど気にしてもらえなかったつぐみ…)
12話仁と大鉄のホモ疑惑。:)
付録で、1月号表紙にもなっていた、ナギとつぐみの巫女姿ピンナップが。裏には"竜騎士07"との合同ピンナップ。
後描き下ろしの「ナギタンのドキドキショッピング」の回があるなー。初めてのブラ選び、みたいなのヽ(^o^)丿
_ 『コミックREX(3月号)』
『かんなぎ』2巻発売記念として、コミックス着せ替えカバーがついていて、ナギとざんげちゃんのバニーガール姿が!というかバニー姿で四つん這いでお尻を向けてるざんげちゃん、凶悪すぎヽ(^o^)丿(いちおうつぐみも居ます)
武梨えり『かんなぎ』巻頭カラー
ホモ疑惑も冷めやらぬまま、穢れに対する疑問をナギにぶつける仁だが、ナギは詮索するなと逆に怒り出す始末。
ざんげちゃん(白亜)の父涼城先生に声をかけられて事情を話していると、神というのはともかく、低級霊などが憑依して自分の素性を勘違いしている可能性もある、という。
そういえば、と振り返ると神様であるとは自称しているものの、神らしい証拠が思い出せず、ナギってほんとに神様なのかと仁の心に疑惑が。
黒柾志西『おにごっこ』
綺麟の兄、虚颯を助けるためには頼子の「継ぐ者」の力が必要。ただし力だけを使うことは出来ず、まるごと取り出すことで頼子は死んでしまうが、といわれ躊躇している綺麟。
しかしそこで虚颯が覚醒し、約束を守れなくてごめん、と謝る。
いぶかしげにする綺麟や頼子だが、虚颯が頼子の額に自分の角を刺して来る。そうして流れ込んでくる過去の記憶…。
頼子は幼い頃に村ですでに綺麟や虚颯たちと面識が会ったことが判明する。
高遠るい『CYNTHIA_THE_MISSION』
格闘マニア檎桐の姉、先日出所してきた檎桐鸞を説得してほたる・檎桐・シンシア・島原の陣営に引き込むことに成功。それと謎の覆面格闘家…。
ほたるはシベールと試合に向けて最後の打ち合わせを。
梅川和実『ガウガウわー太2』
拾ってきた捨て猫の子供達はばあちゃんが世話をしてくれるという。
_ 藤栄道彦/いしぜきひでゆき『コンシェルジュ(8)』(バンチコミックス)
茶道とサービス
お茶の飲み方の作法もかなり違う外国のお客様に抹茶を楽しんでいただくにはどうするか。あくまで「正式な作法」でなければ理解してもらうことにならないという純菜と、アレンジしても抹茶のよさがわかればよいという涼子たちがぶつかって。
超常現象
クインシーホテルの中の、誰も知らないという幽霊レストランの話。
野菜戦争
マンガの中で無農薬野菜を推進し、無農薬でない野菜を使うことやそんな野菜を使っているホテルを攻撃しているマンガ家・久我鉄生。銀食器が使われていたといっては、銀はすぐに溶け出し料理の味が変わるのでそんなホテルはだめだと描いていて、無知な知識をひけらかしてグルメマンガ家としてえらそうにしているので困ると話していたところに、クインシーホテルでのパーティにも久我鉄生が来ることになり予想通り一悶着。まあ、有明先生がケンカを仕掛けたせいもあるが :-)
有明先生と一緒の雑誌に載ってるのはけしからんと出版社を巻き込んだケンカに発展したため、クインシーホテルが仕掛けたのは、無農薬が安全ではないことを知ってもらう食事会。
無農薬野菜を使った料理を出すたびに、虫害によるカビや毒の危険があるからと忠告する(トウモロコシがアフラトキシンにやられるなど)。最後には虫食いキャベツを出すが、虫に食われるとキャベツは自分を守るために農薬状毒素を出すため却って危険であると説明する。農薬を使うことで農薬が残留することもあるが、国でも基準を設けているし、農家が無頓着なわけではない云々。
あまり説明しても宣伝ぽくなるので割愛するが、完全無農薬は却って危険であることをマンガ家に理解してもらって解決。ケンカをふっかけた有明先生についても、トマトも未熟なうちは毒を出す、毒があるのは未熟な証拠、と釘を刺す。
見識を広める上ではおもしろい話だったが、ホテル&コンシェルジュの話としてはくどすぎる感じ。
(まあ無農薬云々のまえに、取れたての新鮮なのを喰うのがうまいのだろうが)
スーパーVIP客
ホテルマン全員が緊張するVIP客。
それは最上が客となってサービスの採点をする日だった。