2007-03-22(木) [長年日記]
_ つだみきよ『プリンセス・プリンセス+』(Wingsコミックス)
『プリンセス・プリンセス』完結後、1年前に連載を開始した『プリンセス・プリンセス+』も本になりました。
亨や四方谷、実琴たちが「姫」を引退し、新一年生達の中から選んだ新しい姫は二人、松岡と和泉*1。
当初は二人ともやる気十分だったので安心していたが、どうもふたりの間に壁があるようで、心配になった亨達は…。
*1 それはそれとして身近に松岡と和泉というやつがいるのでちと微妙な気分…:-)
_ 星崎真紀『新ひみつな奥さん(4)』コンシェルジュ編
銀座のNo.1ホステスをやめて警察官の妻になって官舎に入ったのが旧シリーズの『ひみつな奥さん』。その後ホテルのメイドになったのが『新ひみつな奥さん(1)〜(3)』(立身出世編)。
そして、ホテルのメイドの職域を越えて動くので3巻ラストで新設のコンシェルジュデスクに抜擢された蝶子さん。ということで今回からコンシェルジュ編。
元お水だと言うことを気にしている上司や、看護婦から転職してセレブな客の玉の輿をねらっている同僚と一緒に働きはじめるが、相変わらず難題が多くて…。
それよりも、3巻あたりからオーナーと蝶子さんが接近しているのですが。おまけに旧知の占い師(元カノ)から、最初に白い花を渡してくれるのが運命の人とかいわれていたところに蝶子さんから白い花をもらってしまって気にしているオーナー。どうなることか。
藤原紀香主演でTVドラマになった記念で、ひさびさの警察官舎と、ドラマ撮影レポートもあり。
_ 藤原規代『アラクレ(1)』(花とゆめコミックス)
藤原
父を亡くして母娘で暮らしていたが、母も亡くなってしまって天涯孤独の身になってしまった若村幸千恵、15歳。
これからどうしていこう、と思っていた矢先にあらわれた浅葱雷伊蔵と名乗るおじいさんが仁義を切っていうには、幸千恵の母・由伎恵の実の父親という。娘の忘れ形見と言うことでとりあえず仁侠の祖父の家に引き取られることになった幸千恵だが、ついた先はお約束通り昔ながらののヤクザの屋敷。
って、表紙だけ見てたら、幸千恵がヤンチャなお嬢かとおもってたよ。まああながち外れでもないのだけど。
強面のお兄さん方に迎えられてビビっているところにあらわれたのが幸千恵と同年代の世話係の少年・五十嵐
学校では稼業のことはだまっている二人だが、家ではお目付役というかお世話係の楽十は、幸千恵をしつけたり褒めたりするものの、世話役以上のことには踏み出してこない。そんな楽十に啖呵を切った幸千恵によろこんで映画に付き合ってくれる。
そしていうには、つきまとう(といって幸千恵を独占する)のは仕事もあるけどほとんど私情です、僕のお姫様です、とこれまた素で言うので赤面するしかない幸千恵。
ということで、実家がヤクザ・生徒会長と同居とかありきたりなネタがそろってるのだけど、幸千恵の江戸っ子ぶりと役得で幸千恵を独占したがる楽十、そして楽十のセリフに翻弄されっぱなしの幸千恵がおもしろい。
_ 『コミックハイ!(4月号)』
『ひとひら』TVアニメ放映開始にあわせて表紙&巻頭でアニメ特集。
桐原いづみ『ひとひら』
代わりの舞台をどうするか検討中の演劇部。新入部員も3人入ったしもう勧誘しなくていいから芝居は無しにしてしまって良いのでは、と暴論に出たさちえ。
いっぽうやっぱり演劇部に入ろうかと部室の前で悩んでいる甲斐。そこに来た女生徒は入ったばかりの演劇部を退部しに来たのだった。結局部員が2名減ってしまったのでどうしよう、といってるところにやっと甲斐が入部希望だといってやってきて喜ぶ麦とちとせ…。 麦と一緒にいたいからじゃないっと、自分に言い聞かせている甲斐 :-)
梅川和実『そら★みよ』
前回、友達と居るところで「そらみよ部みたいなヘンジンと一緒にしないで!」とつい言ってしまったところを聞かれて以来気まずい湊。謝りに行こうと思っても時間が経てば立つほどきっかけを無くし…
そんなときに友達がナンパされてカラオケに行くというのでほっとけず一緒について行ったが、酒を飲まされてしまってどうしようとか思っているところにちょうど警察のガサ入れが。酒を飲んでいたことがバレると停学か退学になってしまう!と思っていたところ、となりの部屋で煙が出る騒ぎがあってそちらに掛かりっきり。
見てみると隣にいたのはそら★みよ部の皆。湊に渡してある星図が発信器になっていて、心配して付いてきたという。「仲間のピンチには駆けつけないと」とわらう部長に感謝の言葉もない湊。
湊達をかばったそらみよ部の3人は停学処分になってしまう…。
山名沢湖『つぶらら』
つぶららのデビュー曲の振り付け練習…
袴田めら『暁色の潜伏魔女』
戻ってきた暁と夜。
二人の帰りを待っていたみんな。ここで、いろいろな恋愛関係が明らかになって悩みどころに…。 時子→秋也、秋也→夜、智→時子、山田→暁、そして暁が片思いしていた相手が時子の好きな秋也先輩で、秋也が夜を好きとわかり、どうしていいかわからない暁。
私屋カヲル『こどものじかん』
父親のレイジのために朝ご飯。失敗したのは自分の分にしてうまくいったのをレイジにあげて、「簡単よ」とすましている九重がかわいくて仕方ないレイジ。
九重がローライズのショートパンツを穿いているのをみて、変態の目が心配で仕方ないレイジ。学校に着いたら今度は先生が「こいつ、九重にえろい服着せやがって」と怒ったり :-)
九重りんが学級委員になったのは気まぐれじゃなくて、みんなの代わりに先生にものが言いやすいし、先生の代わりにみんなにものも言えるし、先生に逆らってる自分だったら良い子ぶってると思われないで済むからと、話しているのを聞いた先生は九重を見直すのでした。
って一歩前進一歩後退を繰り返しとるな :-)