2007-03-26(月) [長年日記]
_ 『ModelGraphix(5月号)』艦船模型NEWスタイル2007
「艦船模型NEWスタイル2007」特集。
1/700 WLのアオシマ新製品「扶桑・山城」のために(主に扶桑)。タミヤのプリンツオイゲンとかも。
あと、既に一部で話題を呼んでいるが、バンダイが1/20でボトムズシリーズ参入の記事も読むために。
_ 『別冊コーラスSpecial』「駅から5分」再録
2/13に買っていたのを忘れてた^^;
コーラス本誌で、くらもちふさこ『駅から5分』のシリーズが再開する記念で、『駅から5分』シリーズ3話分を再録。なぜだか3話とも読んでるな^^;
くらもちふさこ『駅から5分』
第1話は、ちょっと不良っぽい同級生の沢田君に告白されたばかりなのに、その子が事故で記憶喪失に。すっかりまじめな生徒になって女生徒からの評判も良くなった代わりに、私のことも、私に告白してくれたことも忘れてしまった…。
第2話は、昔の知人を訪ねていったら道に迷ってしまってその日はたどり着けず。ここで自分が乗ったタクシーが高校生をはねてしまい、それが1話の沢田君だったりする…。
日を改めて尋ねていき、事故にあった高校生のことも気になったので交番に頼ったら幼なじみが警官になっていた。 昔は帰り道も違うのによく一緒に帰ってくれていた幼なじみ。でも道を教えてもらっていたら「のぶちゃんは極度の方向音痴だから地図を書いてあげても無理」と笑う。
方向音痴だなんて、失礼なと、一人で行こうとするけども…。
第3話。両親が夫婦げんかをしているので居場所がない娘。というか夫婦げんかをしているのに風船とかそっちのほうがきになったり。
相変わらず話がうまい。
が、どうしても主人公達を一歩引いてみてしまうような話も多いのだよな。
福田律『原色宝石図鑑 - ウォーターオパール』
身内の宝石店「ルーシー」で営業をしている主人公の女性。
先輩の弧野さんは営業トップだが自分は売上げゼロ。「一生懸命でイキイキとした人がつけたら宝石も誇らしげに輝いているようにみえる」という弧野の言葉を自分に当てはめて落ち込んでたり。
弧野のサポート無しで一人で大手の会社に売り込み(展示)しに行くものの、全く客が来てくれない。そのうちにおばちゃんがやってきてかまったり説教したりしてくれる。そのうちに自分がお気に入りの、でも最初に売り上げるまでつけないことにしているというウォーターオパールをそのお客さんに薦めることになり…。
主人公がちょっとボーイッシュなショートヘア。広田奈都美 『私は戦う女。そして詩人そして伝道師』にでてきた彼氏にちょっとにている。まあそれはあまり関係ないが、シャープな感じの絵柄(髪型・目元のかきかたも)が好み。
シリーズ作品みたいだがまとまって読めるのはいつかしらん。
_ 森薫『エマ(8)』(BEAMコミックス)
エマ本編完結後の外伝シリーズがまず1冊(今の継続中)。
表紙にもなっている、ダグとケリーが万博のクリスタルパレスを見に行く話がよいですなー。若い頃のケリーがまた無表情で。ラストの余韻の残し方がよいな。
海水浴に来ていたエレノアの話も良いけど。
_ 松本剛『ハナモモ』第3話「蝶々」(ヤングマガジンNo.17)
講談社BOX刊行の刺激か、2005年1月の第1話と第2話から約2年ぶりに松本剛『ハナモモ』第3話登場ヽ(^o^)丿
父親と通っていた銭湯の壁の絵は祖父が描いたと聞かされていた娘。浴槽の床に描かれた蝶々のタイル。
その銭湯も店じまいをして取り壊すそうで、実は風邪で休んでいる同級生の家だった。見舞いに訪れて浴場を魅せてと頼む。父親が出て行ってしまった話なんかして、帰ろうとするが、やっぱり最後に風呂に入らせてもらいたくて…。
風呂場で浴槽の床に揺れる蝶々に手を伸ばすが揺れてつかめない。電気が消えた「深海みたいな」暗い浴場に満ちた蝶々に思い出を反芻する…。
「次回は2年も空けずに登場します」って、1年以内に描いてよ^^;