2008-04-26(土) [長年日記]
_ ジェイムス・P・ホーガン『星を継ぐもの』ひさびさの再読
読むモノ無かったので本屋の棚で見つけて今更ながら再読。1980年初版とあるが、さすがに出てすぐは読んでなかった気がするな。だってガンダム終わってイデオン始まった頃ですよ。当時の学年を考えると、読んだのは1983〜1985ぐらいだった気がするな。
ディティールは忘れているところも多いが結構憶えているなあ。ダンチェッカーと対立するところとか、最後の「コリエルと読めたはずである」とか。加藤直之の表紙も当時のままなのがうれしい。
しかし続編(『ガニメデの優しい巨人』『巨人たちの星』)まで読みたいかというとちょっと躊躇するな〜。
_ 藤田貴美『雪の女王』
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藤田貴美の(『EXIT』以外の)新刊。
雪の女王そのものではなく、雪の女王に友達を連れ去られた女の子が、山賊にさらわれる話。山賊の親玉の娘(跡継ぎ候補)のオモチャとしてあてがわれたがずっとその友達のことを口にするので機嫌が悪い…。
うーん、日本を舞台にした最近の短編のほうが良いなあ。まあこれは1996〜1998頃の作品で、ちょっと今とは違うか。
表題作以外では『真夜中のアヘン』(1996)、『肩越しに月』(1996)、『泣き虫なさかな姫』(描き下ろし)を収録。
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