2009-09-06(日) [長年日記]
_ 田中長徳『田中長徳 PENの本』(インプレスDCM MOOK)
チョートクのPEN本、E-P1本である。
E-P1は発売時に梅田のビッグマン前で展示していたのを触ったことがあるのだが、大きさの割にずっしり重いのが(GRDに比べて)違和感があったのだよなあ。あとはAFがいまいちで、AF-Cにすると相手が動いてないのにいつまでもフォーカスが落ち着かなかったので、コンティニュアスはまず使わん、と思ったのだった。デモ機はもしかしたらいまいちチューニングがされてなかったのかもしれないが。
それはともかく、チョートクなのでまあノリは想定通りで、PEN買うかどうかのまあ気分を高める足しにしようかと。GRDもⅡは興味なかったし、Ⅲは、、、28mm相当のレンズがF2.4からF1.9と明るくなったらしいのでどうしようかと思うが、今ので困ってないからなあ。
7月末に亡くなった米谷美久氏が、PENの思想を受け継いだE-P1をよろしくと発信した文書が紹介されているのも、間にあったというか間に合わなかったというのか…。
_ 新井理恵『M〜エム〜(7)』(BIRZコミックス) 完結
WEBスピカで連載していたこの作品も完結。
操と麻衣、そこに狩野の同居生活。いちいち反発していた狩野も、麻衣がまったりしているのと操があまりにも暖簾に腕押しで堪えない、というか聞いてないというか、、なもんでもはやいちいちぶつからなくなって来ているようだったが、千憂美ははやりそんな狩野の不安定さを見切っていたようだった・・・。
ってあまりにも操の暴走気味テンションが高すぎて疲れる話なのだが、きれいにおさまったなあー。
麻衣もあんな状況でも落ち着きすぎ :-)
_ 『COMICリュウ(10月号)』
ナヲコ『なずなのねいろ』
部活を始めたのはいいけど手探りでゆっくりしたなずなたちにあたしたちには時間が無限にあるわけじゃないと急ぐ橘さん。
伊賀君も巻き込んでなずなと花梨さんの家まで押し掛けて、三味線部をやってることをなずなにいわせてしまう。。。
花梨さんは(知ってたはずだが)なずなから三味線の話が聞けて感涙。
ここんところ毎号載っててうれしい。話も進むし。
夢乃むえ『狐に嫁入り』
双子姉妹の萌と紗英。土砂崩れで神社のご神体がどこか行方不明に。崩れた崖から落ちそうになった萌を助けようとした稲荷の神様が萌と合体して窮地を脱したのはよかったが、萌から出られなくなるし、ご神体の貴船を見つけないとお稲荷さんも力出せないし、、で紗英と萌(稲荷)で中途半端な日をすごしながら打開策を考えて。
なんか、何度も読んでたことがある人のような錯覚が。
黒谷友也『二鳥翠』
二鳥さんは背が高い女子高生。後輩の女の子には慕われてるけどもあまり好きじゃない。でも自分のほうは喫茶店の名も知らないお姉さんにあこがれている。
一方的にあこがれて店に通っていただけだったのに、ある日ひょんなことから一緒に運動会に出ることになって…。
ぶっきらぼうな感じだけど、感情表現をうまくコントロールしていてそれはいい感じ。ペンとベタだけの(黒田硫黄みたいな)ペンタッチのところも好きな理由(実際にはトーンも使ってるのだけど)。