2010-11-26(金) [長年日記]
_ ブランドン・サンダースン『ミストクローク 霧の羽衣(2)古からの声』(ハヤカワ文庫FT)
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コロスの出生の謎とか新しいことはわかったが・・。
ヴィンたちは城主を説得して穏便に占領しようとしたが決裂したためヴィンが忍び込んだものの、ヴィンのために用意してあった罠に捕らわれてしまう・・・。
行き詰まりかけ?
_ 香魚子『隣の彼方』(マーガレットコミックス)
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香魚子の新刊短編集。香魚子ははかなげな絵柄と透明感のある水彩タッチの塗りがすきなのだよなー。
表題作の『隣の彼方』は夏の『別マSister』で表紙&巻頭だったもの。
幼なじみだった男の子とは中学以来疎遠になって、また高校で一緒になったものの近づきにくくなっていて、、、。近づいたのはいいけど、つきあってる娘がいたりしてどうしようもないのだよな。
ほかの作品もあるのだが、女友達って本音じゃないところがあって急によそよそしくなったりするような展開がちょっと苦手。
_ 『シンカン(vol.3)』(ASAHIコミックス)
青木俊直『スリーピース』
ロックなんて不良の音楽だからと言う母親に黙ってバンドをやってる貴和。ギターもいえに持って帰れず。学園祭で演奏するのも黙っていたけど、お母さんが見に来て、お母さんもロックが好きだったけど父と結婚するときにロックを封印したので貴和にも押しつけちゃった・・・と和解!
岩岡ヒサエ『幸せのマチ』
ビルのオーナーが亡くなった頃に、店にはオーナーが食べ納めとばかりにやって来ていた。。。
川原由美子『TUKIKAGEカフェ』
いつもながらよくわからないのですが^^;
マンガと言ってもモノローグが多いので文章をよく読まないとついて行けないのであった。
彼が自分のことを知っていたとわかって涙を流すメガネの女の子がよいわ。
_ 『コミック百合姫(1月号)』(一迅社)
リニューアルした百合姫。ロゴタイプも表紙(イラストはカズアキ)のディレクションもまるっきり変わって別雑誌みたいだ。でも中身はあれだけど。
「百合脳を鍛える」という特集があって、BLに比べて勝手に百合変換する例が少ないので、いろんな関係を百合として楽しんでみようということを書いてるのだが、間違っている気がする・・・。盛り上げたいのはわかるのだけど、百合視点でみるための練習なんてのを書くのではなく百合脳で変換して楽しんでる人や作品を見せればよいと思うのだけどなあ。こんなところで練習とかしてる時点でおかしい。それで百合脳の読者が増えても内面化されないで、ネタを考えるために考えることになる。
紺野キタ『おんなのからだ』初登場
兄の嫁さんが好きな好きな妹。兄と義姉が離婚することになって、接点が無くなってしまうけども、好きだから一緒に暮らしたいと言って引き留め…。
エッチしたいと言って押し倒したり、紺野キタ作品でスキンシップ以上の百合みるのは案外珍しい。
竹宮ジン『憧れの愛しい人』
後輩の女の子がお姉様もののエス小説をよんで盛り上がっていて、主人公のお姉さんが「お姉様みたい」と言ってるのをみて、ちょっとイラっとしつつ実態はあんなのじゃないとといってたが、実は姉のことが好きだからエスにはまっていたと気づいて嫉妬心が・・・。
さかもと麻乃『パイをあげましょあなたにパイをね』
ミルフィーユが好きだからウェディングケーキもミルフィーユがいいなあといってるふわふわした女の子。入刀で崩れるよと笑われても好きなのだった(実際は入刀するところだけ別なのだが)。
でも実際は愚痴り相手の親友に相手にしてほしくて…。
さかもと麻乃って『おとこのこは魔法』『リスランタンプティフルール』 とかで知った人なんだけど、雑なようなふわふわなような変な魅力がありますね。
テクノサマタ『宵待群青姫王子』初登場
初登場なのにいまいち設定がわかりにくい。
主人公は金髪の白人女子高生。学校に行ったら「王子」と呼ばれているアイドルに似てるのでやたら騒がれたり。小学校時代の知り合いの女の子を見つけたら徹夜明けの過労と睡眠不足で倒れてしまったので慌てて保健室につれていくものの、彼女も「王子」が好きと知って…。
田仲みのる『メってされてキャッ♥』
大学の合コンで知り合った彼女が万引きしそうになってるところを叱ったらなんか懐かれてしまう。叱られるのが好きという変態さんでした:-)
倉田嘘『それでもやっぱり恋をする。』
ネットゲームで男のふりをして中学生アバターのユーザーをからかったら、リアル女子中学生でやたらなつかれてしまった引きこもり女子。とうとうオフ出会うことになったが、すっぽかしてやろうと思って雨の中放置したものの見てられず…。
しかし、なぜ待ち合わせで放置すると高確率で雨が降るのか。
柏原麻美『雪の妖精』初登場
雪の日の朝に登校したら、教室に見知らぬ美少女がいて思わず「妖精?」とつぶやいてしまった。編入生だという彼女は黒いタイツにセーラー服で黒い格好。雪のために休校になったけども連絡が間に合わなくて登校している二人は、学校を案内することで仲良くなったけども、熱を出して休んでいる間に編入生の彼女はクラスにとけこんでいて、自分なんて・・・と思ってしまい。
柏原麻美って『星のまにまに』以外で読むこと少ないから貴重。
タアモ『ロストガール』
好きと言ってつきまとい、好きなモノはまねをする彼女。彼女が一緒にいるせいでほかの友達も遠慮するから友達との接点が減ってしまうので、もうつきまとわないでといったらあっさり離れてしまって、逆にちょっときになったりしたけども、そんな彼女も病気でなくなって。
って病弱な彼女がずっと大事に思ってたというのはちょっとずるい設定だなあ。
乙ひより『オセロ』
大学のツレから好きと言われたけど、考えたことないと答えたら、じゃあもう関わらないようにするといってそれきり会話もなくて。無視されてしまうので、やっと捕まえたけど彼女の前でしゃがみ込んでしまう。
無表情なまま好きと言ったりキスしたいと言ったりする彼女がちょっとよい。