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煩悩日記

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2011-03-22(火) [長年日記]

_ くらもちふさこ『花に染む(2)』(クイーンズコミックス)

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『花に染む』は陽大(はると)(すう)と花乃の妙な緊張感がちょっと苦手だったのだけど、話進んでちょっと(花乃にとっての陽大が)取っつきやすくなってきてよかったわ(読んでる側として)。

しかしここに来て『駅から5分』のあのあたりのエピソードにつながるとは。というのは陽大と風船とか、髪盛りすぎなプリンセスとか。花乃がプリンセスに弓道を教えるんだけど、前作で花乃ってでてたっけ…。全く覚えていない。

_ くらもちふさこ『花に染む』の弓道がなにげにすごい

『花に染む』ってマンガは花染町を舞台にした話で弓道の話ではないのだけど、主人公の花乃・陽大・雛が弓道つながりなもので弓道の話は多い。そもそも小さい頃から人前で弓を引いてきた陽大に惚れたのが花乃だし、『駅から5分』でも陽大の視界に入るために弓道勝負を仕掛ける女とか。

2巻だとこんなのが出てきます。

  • 陽大は花乃に久しぶりに弓を引いて欲しいと頼むが、引き分けたところで止めてしまう花乃。早気が直らないから高3で弓道を止めた、という。
  • 帰りに雨に降られたので弓袋をビニールで包んで帰る陽大。
  • 素人に射法八節を教えたあとで足踏みさせる。足幅も狭いし60度になってないので、例の60度の定規?を当てさせる。
  • その素人に弓を引かせるが、練習で慣れていく時間が足りないからと、弓を選ぶときに7キロにするか8キロにするかと悩む。って弓の強さなんて持ち出さなくても特訓の話わかるんだけど、初心者の女性で、でものんびりしてられないから7-8kgというのも的確。
  • で、また見本で自分が引くのだけど、打ち起こし・大三・引分け・会というときに、引分けと会の間が。あとでもこれが「早気が治ってた」といわれる場面だったのがわかる。
  • 初心者最初の巻藁。「景色が回って、気づいたら矢がそこに」って自然に離れたことの表現。
  • でまたおさらいで「執弓の姿勢から」「爪先が揃ってない」「床板のラインを目安にして」←「いつ見てたんですか」ってぐらいによく言われる。

別に「よくわかってる!」っていうのではなく、ふつーーのことが書いてるんだけど、このふつーの自然さに驚く。弓道ものっぽくするのでもなく目立たせるようなイベントを入れるのでもなく。でも出てくる描写が、あるよ!って感じ。

_ 東鉄神『らぶゆ!(1)』(ヤングチャンピオン烈コミックス)

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東鉄神の烈新刊は京都出町柳の銭湯を舞台にしたエッチラブコメで、鴨川とか下鴨神社とか出てくる。

高校で問題を起こして退学し家も追い出された野々山は、クラスメートだった千歳が実家の銭湯に下宿しながら働かないかと誘われる。

言ってみるとそこは千歳を中心に三人姉妹が野々山を(千歳以外は歓迎せずに)待っていた…。というので銭湯だからその手のハプニングが多いかと思ったらあまりのぞきとか間違って女湯で、とかいうのは(あることはあるが)少ないのな。むしろ野々山は千歳がすきなのにコナかけてくる女性がいて…。という、前の『ヘンコイ!』に比べるとかなりまともなラブコメ展開。

あ、ワニの新刊買ってないや。

ヘンコイ!

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