2011-03-30(水) [長年日記]
_ 『ヤングキングOURs(5月号)』
宮尾岳『並木橋通りアオバ自転車店』
「こんなときだからこそ」と、震災マンガ。
関東沖で(東北ではなく)地震が起きて交通機関がマヒした東京で、慌てて自転車を買って帰ろうとするひとが殺到。アオバで扱ってる自転車はスーパーの1万円台と違って3万ぐらいはするがお金の持ち合わせが無くても手付け金3000円で持って帰っていいというアオバ店主。
ワンタッチピクニカを知らないお母さんに貸してしまったからと徒歩になっていたミホに自分のストラーダを渡す長岡。
震災起きてから今月号のネーム直したのかな〜。だったらすごい。
中嶋ヤマト/冲方丁『スプライトシュピーゲル』新連載
冲方丁のライトノベルから。しかし「〜ですの」とかそんなのばっかり。
谷川史子『清々と』
昔からの婚約者がいるクラスメートの話。
自分はずっと結婚するもんだと思って好きでいたけども、彼はそうじゃなかったのかなと落ち込んで。
六道神士『エクセルサーガ』
いやもう最近話が元々の土台を揺るがすような所に来ていてついて行けてないのだが。エクセルに宿っただれかはほとんど魔法のような技術をさらっと見せつけるし、イルパラッツォの中の人とも旧知らしいし、イルパラッツォといちゃつくもんだから乗っ取られているエクセルは血の涙出すしでもうよくわからん。
宮原るり『僕らはみんな河合荘』
律先輩は面倒くさいという話・・・
律にちゅーをせまった彩花から守ろうと腕を伸ばしたら律が腕にちゅーを・・・で真っ赤になる律先輩。
「甘酸っぱさは時に猛毒です…」という帯のコピーがよいわ。
やまむらはじめ『空にひびき』
須賀川とひびきの出会いのエピソード交えて。
楽しんでやらないと意味がないというひびきに、楽しさだけでは一定以上伸びないから外から自分からプレッシャーを与えないとだめという須賀川でぶつかる。
須賀川の指揮の合間に学生オケ相手に指揮するひびき。厳しいだけのように見えた須賀川の指導でしっかり伸びていることに気づき、どこを落としどころにするか考える必要が出てきているが…。
_ 『月刊ビタマン(5月号)』
震災の影響で?表紙と掲載内容が変わっているのに表紙差し替えが間に合っていないとのこと。表紙の滝智次朗と朝森瑞季は載っていない。
ハルミチヒロ『ベルベット・キス』
佐伯さんとのキスが忘れられず、花乃子と一緒にいてもぼんやりしている新田。
別れ際に「ダメ」といわれたが、勇気出して誘ったら飲みに来てくれて、話したら新田のことが好きで、調子がよくてごめんなさい、みたいな感じだったので、今晩一緒に・・・と誘う新田。
榎木知之『30にもなって』
30にもなって処女な主人公。部屋も片付けてないし自分も磨いてないしでちょっとコンプレックス。
むかし塾で教えていた中学生が社会人になるという時に再開し告られてつきあうことになって彼の部屋に上がるけども…。自分は年上だし彼や彼の周りの女の子と比べたらオバさんだしとそこも引け目に思いながらエッチに。
彼にはばれてなくて久しぶりだと思われたようです…。
_ 「Webスピカ(3月号)」
船戸明里『Under the Rose 〜春の賛歌〜』
衣類や金品を売ってしのいでいる伯爵一行。こんどは怪我をした人の手当をしたあと、恩を感じた人に泊めて貰い、そこを根城にしていろいろ面倒を見て小銭を稼ぐが、また旅路。
このまま続けられると思っていないマーガレットは焦るが…。
山本小鉄子/北山猛邦『名探偵音野順の事件簿』
音野自身が謎解きしないままで解決してしまった:-)
しかしこれって視覚による叙述トリックだよな。読者と犯人は同じように目でだまされている。
_ 宇仁田ゆみ『ノミノ』(白泉社コミックス)
『楽園』連載の『ノミノ』(楽園Web増刊分を含む)と2003,2004ねんのゼロサム掲載の『ニジコンパス』『イルスのフエ』も収録。
幼馴染みで2つ年下のノコはドジで成績もよくないがやたらと記憶がよかったり。ずっとただの幼馴染みだと思っていたけど相思相愛だったことがわかって、受験中だけどつきあうことになって。でも県外の大学しか受からなかったので寮に入るしかなくて遠恋に。とかいう。
ノコの記憶がいいのはみっくんに絡む記憶だけ。みっくんに教わったことは忘れないからそこは成績もいい、という半ストーカー状態のノコ。
制服のスカートをみじかくするのはダメ!とか、発育のいいノコがカバンを斜めがけするのはやばいからさり気なく斜めがけやめさせてみたりするところが微笑ましい。「女子のナナメ掛けはぜひぺたんこのひとだけにしていただきたい!!」がよいわ。
ところで、宇仁田ゆみのマンガのタイトルが変なのはいつものことなのできにしていなかったがコミックスのケータイメールシーン見るまで考えてなかった。『ノミノ』ってこれなのか!?
(○^▽^)ノミノ
_ 『Quarterly pixiv(vol.4)』
いやー、あまりデジタルやpixiv投稿と関係のない、森薫の白黒原稿(ペン)の記事目当てだったんですけどね。
イラストコンテストのリン・レンとかはあまり興味ないのでパス。
あと、宇木敦也のセンコロール2のラフとか。。。ってほとんど載ってないけど。
_ 北崎拓『このSを、見よ!(6) / クピドの悪戯』
近所にいたときから、そして離れてからも倫を心の頼りにしてきた千鶴はもはや倫依存症じゃなかろーか。他の男にはとても抱かれそうにないし(吐きそうになるから)。
いっぽうのやっぱり千鶴を忘れられない倫。鳳の浮気を知った倫は結婚阻止のために千鶴を捜すが…。
この巻に収録されてるエピソードだと二人は会わないので、ほとんど倫と真琴視点が中心だなあ。(千鶴の回想周辺は置いといて)
スティグマを見てしまったせいだとは判っていても倫に抱かれたくて仕方のない真琴や、それは幻と言い聞かせる崇子とか。欲情のはけ口に崇子とエッチするシーンがあるのは知らんかった…。
むしろ今は連載の続きが気になるのですが…。