2011-12-27(火) [長年日記]
_ 河合克敏『とめはねっ! -鈴里高校書道部-(9)』
Amazon
最近なぜか大阪では週刊スピリッツが入手難(コンビニで見かけない)ので連載もしばらく読んでなかったから待望の新刊。
市民大会でのやりとりや望月さんのヘソ出しジャンプ、三浦先生とユカリのおばあちゃんの昔話とか,ええ話やのう。
_ 北崎拓『このSを、見よ!- クピドの悪戯 -(9)』
Amazon
これも連載読めてない。しばらく読まないうちに話がすごく変なことに。
千鶴のために入院費を稼いで枷から解こうと、スティグマを使って女から金をせびろうとする倫。もはや自虐的なことしか言えない倫はその金を千鶴に渡そうとするが千鶴は「私のことは忘れて,私は忘れないから」と倫を突き放す。
一方で脳梗塞で倒れた真琴の父親のため休業中の店を何とかするために倫は店を継ごうといいだすが・・・。
なんかじらし方がエロいのう…。真琴もスティグマ使わせようとしながらもいつもへたれで踏ん切れない。
_ 榎木知之『世界がケーキになる確率』(BAMBOOコミックス カラフルSELECT)
Amazon
榎木知之の新刊短編集。この「世界がケーキになる確率」ってタイトルものすごく狂っててイケてない?
榎木知之はきめ細かく描き込んだタッチが特徴だけど、話もいろいろバリエーションあるんだよな−。幼なじみから倦怠期カップル、痴漢や教師と元生徒など。
『30にもなって』は、かつて中学時代に塾で教えていた男子と待ちで再会。彼はもう大学卒業間近。自分は30にもなって処女で部屋も片付けられなくて…と思っていたが彼のほうがアプローチしてきて付き合うことに。それである日彼の部屋に上がることになったが…。
初めてってことは最後までバレないのだけど、部屋で緊張している初々しさがよいわ。
『ひろこさんは可愛い』は部活であまり女扱いされていないひろこさん。今日もパンツ姿で暑い暑いと胸元をぱたぱたさせているが、ひろこさんを好きな人もいますよという話で告白したらテンパってるひろこさん、返事が「あうっ」。デートの帰りにさり気なく部屋に誘ったらまたまた緊張。今日は珍しくおめかししてスカートで。部屋に誘ったのは偶然じゃないんですけどといって…。
あー、あまり作家のこと知らなかったけど、榎木知之は女性なのか、あとがきなんかで自分をネタにエロなど描いたり、ありなのかw
_ 『Cocohana ココハナ(2月号/創刊2号)』(集英社)
Amazon
元の雑誌の受け皿みたいなので創刊2号といいつつ連載がつづいてるのだけど。創刊号も買ったのだけど行方不明。来月号は釣巻和が新連載だそうです。
くらもちふさこ『asエリス』新連載
高校生の蒔田鈴子(鈴子だから彼氏からリンさんとよばれてるっぽい)はちょっとオタクな藤吉君と付き合ってる。
通学中に間違って水をかぶってしまった所にジャージを貸してくれたのは「仁多」君。その仁多君の彼女が、リンが高校を選ぶきっかけになった女生徒だった。と思わぬつながりにはしゃぐリン。
藤吉はクラスの男子とネットのコミュニティの「ハピ」の話をしていて、リンも話の流れでハピに登録してみる。実名だと怖いのでアバター名「エリス」として…。
1回目はつかみ。このあとはリアルとネットが交互に混ざっていく展開になりそうな気がする。(駅から五分の掲示板みたいな)
ヤマシタトモコ『裸で外には出られない』
コミックエッセイ。12回目。
ヤマシタトモコが裁縫や手芸が苦手という話から、カラスヤサトシの漫画によくでてくる講談社の編集T氏が変な人、いや手芸が妙にうまい人という話に。