2004-12-27(月)
_ チャーリーにしなか『Cheers!(1)』(アクションコミックス)
チャーリーにしなか新刊。
実業団スポーツが盛んな電鉄会社のチアリーディング部が舞台。
会社の応援団にあこがれて入社(←この時点で普通ではない)してきた新入社員、しょっぱなからチアリーダーの着替えをのぞいてしまったりしてお騒がせしてしまうけれど、応援団がなくなったと聞いてがっくりしてしまう。とりあえずチアリーダーのマネージャーのような役割をすることになるが。。。
とりあえず先輩や主任とエッチ。
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_ 真章 幻夢館 その2
前のバージョンを一度クリアしてるせいで、同じ流れの所はメッセージをまじめに読む気がしないせいもあって結構かったるい。
シナリオは確かに増えていて、調査のやりとりも長くなってるし、メイドの望をからかってる時間も長いし、綾乃お嬢様にしたってその変な点について設定がまえより凝ってきている。いろいろと前とは変えてきている。
それにしてもかったるい。やっぱとばしたくなるようなセリフがだるいのだろうか。
とりあえず1回目は望がらみでバッドエンドになったのでルート分析を始めよう…。
_ JAVA WORLD2月号の短期開発特集
さて、おととい買った分の特集ですが、読んでがっくり。
短期開発に朝鮮という特集だったのだけど、相も変わらずウォーターフォールの欠点だとかスパイラルがどうだアジャイルだRUPだの、手法というより「ライフサイクルモデル」議論にページを費やしすぎ。後ろのほうには失敗させないための処方箋も多少出てきたけれど、採用する「ライフサイクルモデル」や「手法」を変えたらうまくいくというわけではなく、そこから先が問題なのに(いいと言われていても自分がうまく扱えなかったら意味がない)、そこまでたどり着かない。
おまけにウォーターフォールは工程を後戻りすることを考えてないだとか、そんなのは1970年代に回避策が検討されてるっつーの(RUPのWalker Royceの父、Winston Loyce)。その論文を無視したとしても「公式ウォーターフォールモデル定義」なんてのはないんだから(共有されてる幻想はあるかも)、やり方だけの問題なのに(もちろん工夫すれば万能であるということもない)。
2006-12-27(水)
_ 『コミックZERO-SUM ゼロサム(2月号)』
おがきちか『Landreaall ランドリオール』
イプカの案内で空路で移動するDX、六甲、アン達。DXがルッカフォート将軍の息子だと言うことはばれたものの、イプカはあまり気にしていなかった模様。
一方学園ではイオンがフィルとMrs.ケリーが話しているところにぶちあたる。助けに行くきっかけとなったリドからDX達への手紙、あれは別の棚に振り分け済だったのに、郵便当番のフィルが持って行ってしまったんじゃないか?と問い詰めるR.ケリー。
灰原薬『とかげ』
家で治療を受けるとかげ。因縁の相手を見つけたらどうするのかと聞かれて、そいつだったらおれを殺せるはずだから、殺してもらうという。でも忍武は夕佳を2度失うことになるのでたえられないはずだから、忍武にはいうなと。
一方の忍武は、転校生から家にあたらしい人が転がり込んでるんじゃないの?と指摘されたうえ、なんのかんのとついてきて家に来ようとしているので、とかげの言っていた痣を持つ当人じゃないかと思いつつも警戒して家に連れて行くことに…。
巳蔦汐生『WORLD'S END,YOUR SONG』第3話
雨の中の逃避行。途中見つけた村で休ませてもらおうとするが、どの家も扉を閉ざして警戒し、とりつく島もない。やっと村長が招いてくれたものの、力を持っていると聞いた奥さんがいやがってしまい、そうそうと立ち去ることになる。
そんな一行の後を追跡する者達が…。
保嵩ハルカ『ブックワームズ ライブラリ』読み切り
図書館に残っていた文は、閉館のアナウンスを聞いて帰ろうとするが、図書館の様相が変わっていて、おまけに本の虫・司書だというえらそうな小さな男の子がおれに仕えろと言ってくる。
図書館からは出られなくなってるし、、と思っていたら二人の前に巨大な
メガネの文がよいのだが、人物のタッチがちょっときつめなのだよなあ。後ほんの少し柔らかいと第一印象がかなり変わるのだが。
2010-12-27(月)
_ 内田樹『街場の大学論 - ウチダ式教育再生』(角川文庫)
年末の新刊。読んだことがある原稿が多いが。『狼少年のパラドクス - ウチダ式教育再生』の改題なので持ってる人は気をつけて。ただし文部科学省の課長さんとの対談の続きが載ってる。2006年の対談から4年経った2010年の分です。
これを見ていると結構かみ合ってるのだけど、やっぱりお上が直接こうしなさいとかでもこの程度でいいからねとか言いにくいところがあるので、そうすると言われた側は忖度してやり過ぎてしまうのだなあ。まあCMMIとかISO9000にもその傾向はあるが(あれはお上ではないのだが、まあ認証機関や世間を気にすると)。
書いてる内容はたぶん内田樹のどの本でも同じなのだけど、18歳人口が減っていくのはわかってた(わかってる)ことなので、さらに拡大してパイの取り合いをしてどっちかが倒れるよりも規模縮小をした方がよいと言うはなし。総定員数を減らすときに、大学の数を減らすよりは各大学の規模を小さくする方が地域社会への影響が少ないことなど。後は生き残りのために合併や新学部をどんどん増設して似たようなマンモス大学をつくるよりも多様性があったほうがよいことなど。オックスブリッジがいいと思うなら人数を減らせとか。(規模がでかくなりすぎると大学人ではコントロールできず、ビジネスライクな経営者でないと回せなくなり、そうすると学生が納付金を納めてくれる頭数にしか見えなくなるから)
あと、前は出来の悪い教員・働かない教員を働かせるためにするのが重要と思っていたがそのために出来る人が疲弊することの損失が大きいので、出来る人により気持ちよく能力を発揮してもらえるようにする方が大事だと思っているということなど。
最後は単純には首肯しにくい。大学では当てはまるのかな。うちのようなソフトウェア受託開発の会社だと現場のお客さんからの評価というのもあって、めちゃ出来るスーパーマンに頼った会社はその人が異動したりすると困るから、底上げが大事なのだよな−。まあもともともの平均的なモチベーションの高さ(逆に言うと無駄飯食いの比率)にもよるかもしれないけど。
2011-12-27(火)
_ 河合克敏『とめはねっ! -鈴里高校書道部-(9)』
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最近なぜか大阪では週刊スピリッツが入手難(コンビニで見かけない)ので連載もしばらく読んでなかったから待望の新刊。
市民大会でのやりとりや望月さんのヘソ出しジャンプ、三浦先生とユカリのおばあちゃんの昔話とか,ええ話やのう。
_ 北崎拓『このSを、見よ!- クピドの悪戯 -(9)』
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これも連載読めてない。しばらく読まないうちに話がすごく変なことに。
千鶴のために入院費を稼いで枷から解こうと、スティグマを使って女から金をせびろうとする倫。もはや自虐的なことしか言えない倫はその金を千鶴に渡そうとするが千鶴は「私のことは忘れて,私は忘れないから」と倫を突き放す。
一方で脳梗塞で倒れた真琴の父親のため休業中の店を何とかするために倫は店を継ごうといいだすが・・・。
なんかじらし方がエロいのう…。真琴もスティグマ使わせようとしながらもいつもへたれで踏ん切れない。
_ 榎木知之『世界がケーキになる確率』(BAMBOOコミックス カラフルSELECT)
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榎木知之の新刊短編集。この「世界がケーキになる確率」ってタイトルものすごく狂っててイケてない?
榎木知之はきめ細かく描き込んだタッチが特徴だけど、話もいろいろバリエーションあるんだよな−。幼なじみから倦怠期カップル、痴漢や教師と元生徒など。
『30にもなって』は、かつて中学時代に塾で教えていた男子と待ちで再会。彼はもう大学卒業間近。自分は30にもなって処女で部屋も片付けられなくて…と思っていたが彼のほうがアプローチしてきて付き合うことに。それである日彼の部屋に上がることになったが…。
初めてってことは最後までバレないのだけど、部屋で緊張している初々しさがよいわ。
『ひろこさんは可愛い』は部活であまり女扱いされていないひろこさん。今日もパンツ姿で暑い暑いと胸元をぱたぱたさせているが、ひろこさんを好きな人もいますよという話で告白したらテンパってるひろこさん、返事が「あうっ」。デートの帰りにさり気なく部屋に誘ったらまたまた緊張。今日は珍しくおめかししてスカートで。部屋に誘ったのは偶然じゃないんですけどといって…。
あー、あまり作家のこと知らなかったけど、榎木知之は女性なのか、あとがきなんかで自分をネタにエロなど描いたり、ありなのかw
_ 『Cocohana ココハナ(2月号/創刊2号)』(集英社)
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元の雑誌の受け皿みたいなので創刊2号といいつつ連載がつづいてるのだけど。創刊号も買ったのだけど行方不明。来月号は釣巻和が新連載だそうです。
くらもちふさこ『asエリス』新連載
高校生の蒔田鈴子(鈴子だから彼氏からリンさんとよばれてるっぽい)はちょっとオタクな藤吉君と付き合ってる。
通学中に間違って水をかぶってしまった所にジャージを貸してくれたのは「仁多」君。その仁多君の彼女が、リンが高校を選ぶきっかけになった女生徒だった。と思わぬつながりにはしゃぐリン。
藤吉はクラスの男子とネットのコミュニティの「ハピ」の話をしていて、リンも話の流れでハピに登録してみる。実名だと怖いのでアバター名「エリス」として…。
1回目はつかみ。このあとはリアルとネットが交互に混ざっていく展開になりそうな気がする。(駅から五分の掲示板みたいな)
ヤマシタトモコ『裸で外には出られない』
コミックエッセイ。12回目。
ヤマシタトモコが裁縫や手芸が苦手という話から、カラスヤサトシの漫画によくでてくる講談社の編集T氏が変な人、いや手芸が妙にうまい人という話に。