2012-01-04(水) [長年日記]
_ 叶恭弘『鏡の国の針栖川(1)』(ジャンプコミックス)
話は割と他愛ないけどとりあえず絵が好きなので。
鏡の中に閉じ込められてしまって、そこから出る方法はあるけど失敗するとずっと出られなくなるという縛りがあって、しかもそれが都合がいいというか今の問題にあってる(主人公に縁の無い方法じゃない)というのはアレだが。
これ手書き原稿じゃなくてデジタルなんですね。週刊連載で試すとはなかなか。
_ 高橋亮子の電子コミックス
Twitterで青木俊直先生に教えて貰った件。
eBookJapanで高橋亮子のコミックスほぼすべてが手に入る。
白泉社から出ていた『道子』だけはないけど、小学館の分は揃ってるのです。
とはいえ個人的には全部持っているので今更買わないのだけど、『水平線を目指せ!』の4巻だけは行方不明なので読まねばの娘。
高橋亮子は40歳以上の年寄りじゃないとなじみがないかもしれないが、『つらいぜ!ボクちゃん』が一番有名な人。これは演劇が大好きな、ちょっとがさつな女の子(ボクちゃん)の話。
でもお勧めなのは『夏の空色』『坂道のぼれ!』かな。『坂道のぼれ!』はちょっと暗いけどね。
_ 「Microsoft、米国での「IE6」終焉を発表」(日経ITPro)
「Microsoft、米国での「IE6」終焉を発表」という記事。
シェアが1%を切ったそうな。
しかし日本ではもっとシェア高いぞ。少なくとも企業ユーザーでは社内システムの絡みもあってまだIE7以上は(正式には)対応してないとかあって。
_ 緑川ゆき「夏目友人帳(13)」(花とゆめCOMICS)
いやー、もう13巻。
でも13巻まで来た割りにはあまり進展してないような。
このままずるずる似たようなエピソード重ねて長々連載するよりも、適度に収束に向かって欲しいところだけど。
(※大長編よりもうまくまとまってる作品が作品が好きなので)
_ おかざき真里『友だち以上』(集英社 愛蔵版コミックス)
このタイトルからだと当然「友だち以上恋人未満」というフレーズを想像してしまうけども、確かにそういう部分はあるかも。
仲のよかった男友達で、あと何かが違えば恋人になっていたかもしれないけども、結局そうはならなかった二人が、やっぱりそれ以上近づくことがなかったり、近づくことになったり…という話が5篇。
それにしても表紙もそうだけど、おかざき真里の気合いが入った扉はとても華麗というか圧倒されるものがあるなあ。