2004-07-24(土)
_ みずのかけらPreview
これはまんだらけでコミケカタログを買うと特典でついてくる小冊子です。8/13に発売される「みずのかけらORIGIN」の紹介本。
ゲーム本体のまんだらけ特典のムックには「てんしのかけら」と同じく西E田、鳴子ハナハルが描くらしい。
_ おがきちか『Landreaall(4)』(一賽舎/スタジオDNA/ZERO-SUMコミックス)
ということで火竜退治の話から一転して、アカデミーの寮生活編。
本誌の1号前の分まで収録されているので次の巻がでるまで待たされそう。
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_ むらかわみちお『虚数霊(1)』(幻冬舎/BIRZコミックス)
むらかわみちお久々の商業誌連載コミック。
数学的な概念にすぎなかった虚数を元に人間たちの精神活動の示す値であることが証明された未来が舞台。ものに宿った思い(虚数霊)をキルリアン感知器で計測できる世界では骨董の価値基準も変わっている。
骨董屋を営む少女レナを中心としたエピソードの集合体。
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_ 穂波ゆきね/神奈木智『凛 -RIN-!(2)』(徳間書店/Charaコミックス)
弓道部を舞台にしたライトなBL作品で、完結しているかと思ったら続いているのであった。こんどは後輩から先輩の立場になって部活を引っ張っていくことになったが、後輩に認めてもらえないようで自信をなくしているところへ・・・。
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_ 夢路行『全集6 鳥をみていた朝』(一賽舎/スタジオDNA/ZERO-SUMコミックス)
鳥をみるのが好きな朴念仁に惚れた彼女の話というか。
前のコミックスは持ってるんだけど、未収録エッセイ『貧乏は幸福への距離が近い』『わたしと動物』を収録してるのはうれしい。
_ ハマダユタカ『本日の早智子さん』(フロム出版/ベルコミックス)
読み切りの集まりだけどヒロインの名前がみんな早智子さんのシリーズ。
タッチは割と淡いのだけど、そこをのぞけばこの人の絵は君崎文化に似ているなあ。どういうつながりかしら。
_ 『超人ロックSpecial(vol.10) 探偵編』(ビブロス)
うーむ、知らないシリーズだ。びみょうにタッチが違うし。
_ 『COMICぎゅっと!(vol.1)』(平和出版)
『まんがタイムきららキャラット』とおなじ客層ねらいっぽい雑誌です。基本的には4コマ。
須田さぎりの名前があったので買ってみたけど、どれも同じようなマンガで区別がつかない。
_ INPMバランス・スコアカード研究会/石原俊彦『自治体バランス・スコアカード』(東洋経済新報社)
バランス・スコアカードは財務の視点ではなく顧客の視点を上位に持ってくるなどの工夫によって自治体の改革にも使えるということはよく紹介されているが、この本は自治体だけを取り上げた本。
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_ 根本和史『データモデリング基礎講座』(DB Magazine SELECTION)
ER図を使ったDB設計、モデリングの本。
ER図の本も欲しかったのだが、あまり基礎概念や道具についての本は店頭になかったりするんだった(DFDとかIDEF1Xとかも)。
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2005-07-24(日)
_ 『COMIC快楽天 華漫(vol.1)』いまいちでした
快楽天というかワニマガジン系のマンガ(エロ)は好みなので、快楽天増刊というとたいてい買うほうで、これもその例に漏れず買ってしまったのだが、いまいち好みに合わなかった。
まあ描いてる作家かからしていままで快楽天に描いたことがほとんどないひとだったりするので、別路線なんだろうけど。ちなみに表紙と巻頭カラーコミックはたべ・こーじ。
春輝のマンガぐらいだったか、タイプなのは。
(ちなみにこれ7/21に出てたのだが、忘れてた)
_ 『アフタヌーン(9月号)』
田中ユキ『神社のススメ』は、つきあってるのに何もしてこないのにじれた真鍋さんに後押しされてとうとうふたりでいっしょの布団でヽ(^o^)丿と思ったら真鍋さんの婚約者と知り合いとわかって急に帰ってしまった…(^_^;)
『ヨコハマ買い出しk紀行』はカラーページで女4人の水着ですが、紙が厚くて保存版みたいなかんじ。
『undercurrent』前回はこどものころ友達が誘拐されたのを見殺しにしてしまったのを思い出したところでしたが、今回は失踪した旦那が見つかったと連絡を受けて…。とうとうクライマックス?
『もっけ』友達の背中を押そうとしたところを家の屋敷神にとがめられる静流。これもおせっかいの虫と言っていいのか。自分の身につまされるところがあって口を出さざるをえなかったり。
『無限の住人』はのんびりしていたら吐鉤群が駆けつけたところを出羽介から託されたかんざしで目をつらいて。って続きだし。
_ 『百合姉妹』改メ『百合姫(vol.1)』(一迅社)
ということで『百合姉妹』の版元がかわって誌名がかわりました。連載陣はそのまま。
林家志弦『ストロベリーシェイクSweet』は、相変わらず暴走しすぎの樹里亜。蘭とお泊まりすることになったが「へたれ」のため手を出してしまうどころではなく :-)いま見るとマネージャーのって、BLEACHのネム(マユリの娘)みたいだなあ。
日輪早夜『晴れに舞う雪』は、好みの絵柄。前に読んだことがあるはずの人だと、思い出せん。
あとは井上眞改、藤枝雅、森永みるく、タカハシマコとか。
_ 雁須磨子『間抜けには向かない職業』(BIRZコミックス)
これは一度だけ連載を読んだことがあった。
リストラされてプーで過ごしていた主人公が半分だまされて就職した探偵事務所。浮気調査とかストーカー調査とかするけども、同居している友人にはバカにされて。
って、相変わらず出てくる人達が変だが、全体の構成自体なんかおかしい :-) つうか、こういう人間関係よく考えるよなあ…。
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2006-07-24(月)
_ はやみねかおる『そして五人がいなくなる <名探偵夢水清志郎事件ノート>』(講談社文庫)
はやみねかおるの『名探偵夢水清志郎事件ノート』シリーズがとうとう文庫に。
表紙イラストは『ファウスト』巻末で『そして五人がいなくなる』のコミックを描いていた箸井地図。
_ きづきあきら『モン・スール』(ワニブックス)
ぺんぎん書房倒産で版権がどうなるかあやしかった『モン・スール』が版元移動で無事再版(もとものとのって、3年前なのね。もっと前のような気がしていた)。
母親を不在の中、父親が失踪したあと小学生の妹を守ってきたつもりの主人公が、親友に妹を寝取られる話。しかも守ってるつもりが妹の方が上手だったという…。
今回、数年後を舞台にした後日談の描き下ろしも収録。
表紙がランドセル姿になってアピールがちょっとあからさまに? :-)
_ きづきあきら『伝染コンプレックス』(ワニブックス )
こちらも再版、同名タイトルのコミックスはでてなかったが『氷が溶けて血に変わるまで』がベースのようだ。
このほか、『ヨイコノミライ!』も別版元から復刊予定でめでたい。
_ 灰原薬『とかげ(1)』(IDコミックス)
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ゼロサム連載作品。交通事故に巻き込まれて死んだ幼なじみのお姉ちゃんが告別式の晩に起き出して驚く主人公。
胸には今までになかったトカゲの刺青。
実は伝説のあやかし「とかげ」が新しい体に乗り移ったのだった。とかげによると、人魚の肉を食べたせいで死ねなくなったらしい。そこに現れたのが国の退治機関。ちゃんと「生きて、死にたい」というとかげは追い返そうとするが…。
適度に色気混じりでちょい期待。
_ 『アフタヌーン(9月号)』黒田硫黄の新連載開始
黒田硫黄が久しぶりに復活! 『あたらしい朝』。ナチが政権を握っている大戦直前のドイツ。ウィルヘルムとマックスの二人は党幹部の夫人の家からの帰りに大金の入ったカバンを見つけてくすねてしまう。しかしその金は党の裏金で、持ち逃げ犯人を捜していると言う…。金を知り合いの女の子にあずけたまま、戦争が始まり軍隊で出撃していくが…。
植芝理一『謎の彼女X』。卜部の水着姿がすごくよかった、と伝えたのに卜部は反応無し?そのあとの卜部の唾液を舐めさせられてからはニヤニヤ顔が離れない。
柏原麻実『宙のまにまに』夏合宿で砂浜に横になって天体説明会。天文部の活動に感動する文芸部と見直したフーミン。
沙村広明『ブリギットの晩餐』。身寄りなしのブリギッドが拾われて変われていったお屋敷での仕事は、車いすにのった包帯だらけの男性の食事の相手をすることだった。それはその男の妹のゲルダ(ゲルトルーデ)の身代わりだった。ゲルダが結核で亡くなったのをきっかけに男もあと追って自殺し、ブリギッドも一緒に埋葬されることを願うが…。
とすべてが幻想のようなラスト。
ってしかしこれで妹モノといわれましても :-)
『アキバ署!』はストールマン談義で意気投合したと思いきや、接近するための罠だった、とか、へんなマンガ :-)