2004-10-23(土)
_ 『アフタヌーン(12月号)』(講談社)
沙村広明の西部劇描き下ろし『エメラルド』。
『涙のランチョン日記』みたいなノリかと思いきや、結構まじめではないですか。機転を生かした女二人がよい。でもこの女の子は日本人にしか見えません :-)
その代わり無限の住人は落として意味もなく趣味に走ってチャイナドレスが…。
冬目景の『文庫館来訪記』がまた載っていた。
_ 『JAVA WORLD(12月号)』(IDGジャパン)
新創刊らしい。CD-ROMがつかなくなった。XML WORLD提携コーナーもなくなったようだ。変わりすぎてよくわからない。
特集は「Javaプログラミング正しい作法」と「EJB 3.0」。
_ 西村佳哲『自分の仕事をつくる』(晶文社)
晶文社らしい本。
著者の肩書きは「働き方研究家」。「あなたの働き方を教えてください」ということで柳宗里やサーフボードシェイパーの上田義則やその他にインタビュー。「仕事をつくる」というよりは「自分はどんな仕事をするか」という本。
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_ 『AMO'S STYLE(vol.4)』(トリンプ)
いつものように、トリンプの下着通販雑誌。
2005-10-23(日)
_ 八月薫『アンチックロマンチック(3) 蜜壷鑑定編』
完結編だった。
この巻は妄想が激しくて各話の冒頭はたいてい聖衣子との妄想をみているうちに現実に。でも聖衣子の表情もまんざらではなくなってきて最後の話では、酔ってるだけなのに媚薬を飲まされたいうことにして裕介に迫ってみたり。
_ 志村貴子『ラヴ・バズ(3)』(YKコミックス)
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近所に入荷しないものだから今頃になってしまった。これも完結。
またまた逃げる藤かおる。なかなかのへたれ主人公です。
で、ゆりちゃん泣かせたり。最後のサプライズとか、ゆり×よーこちゃんのキスとかが良かったり。
_ 『コミックハイ!(12月号)』
大島永遠『女子高生』アニメ化?うーん、まあいいか(どうでも)
山名沢湖『委員長 お手をどうぞ』の最終回。完結づくしだな。 最後なので委員長が委員長に疑問を抱いたものの、委員長だらけでなんだか :)
とらのあなで買ったら、コミックハイ!応援(販促)ペーパーが付いてきた。タカハシマコ、山名沢湖、大島永遠、紺條夏生の4名のカット。
_ 鶴田謙二「スケッチブック・ボイジャー」ポストカードセット
わんだ〜らんど難波店で売ってたもの。
演劇集団キャラメルボックスの「スケッチブック・ボイジャー」の告知に鶴田謙二のイラストが使われていて(→スケッチブック・ボイジャー)、その関係で?でた12枚組のポストカードセット。チャイナドレスが2枚もあるのがまたうれしかったり。もう一組買っとこうかしら(来週も残ってたら)。
(でもこの告知ポスターは鶴田謙二と言うよりはむらかわみちおにみえる…)
_ I've SOUND『I've GIRLS COMPILATION Vol.6 "COLLECTIVE"』
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2回ほど発売日が延期になったせいで買いそびれて今頃になってしまった。
LAMENT & OUT FLOW 以来のコンピレーションアルバムですが、最近のメジャー系のサウンドになってきたからちょっと感覚がちがう…。でもなじむのにはいつも時間がかかるのでiPodでリピートして聞いてます。
プレイリストに「STOKESIA」→「reglet」→「verge」→「disintegration」→「LAMENT」→「OUT FLOW」→「Collective」→「SHORT CIRCUIT」→KOTOKOのシングルいろいろ→Liaいろいろ→Animサントラ→CROWDサントラ→EMUサントラ…とまとめて入れてあって定期的にリピートしているので長ーいのだが、割と飽きなかったりする(いまみたらこののプレイリストは5時間22分あった)。
(ちなみに好きな40弱の曲は別のプレイリストに)
2007-10-23(火)
_ 広江礼威『ブラック・ラグーン(7)』
狂犬メイド・ロベルタを追ってやってきたメイド・ファビオラがロアナプラで大暴れ。
坊ちゃんから事情を聞いた三合会の張とラグーン商会のメンツは、米国の介入を防ぐために早期解決を計ってロベルタの行方を捜そうとするが。。。
相変わらずのトリガーハッピー。それに言葉遣いは丁寧だが目が怖すぎるロベルタ。
シスターのエダがCIAエージェントで、教会と持ちつ持たれつの関係だった、、、のはここで初めて明かされたのだっけ。
_ 高橋慶太郎『ヨルムンガンド(3)』
アフリカ大陸に向かう船上の続き。
キャスパーとヨナが出会った頃の話とか、兵器展示会でココに接触してきた武器商人・
バルメはかつて自分の片目を奪ったのとおなじナイフ使いをする敵を見つけて暴走状態だし:-)
_ CLAMP『xxxHOLiC(12)』
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夢でさくらと出会う
小羽がほかの霊能師とちがうことをいって浮いてたり悪く言われていると聞いて挨拶に行ったワタヌキと百目鬼は、小羽が嫌がらせを受けていることを知ってしまうが、小羽は好きな人といれば大丈夫と一緒に食事を取る。 しかしそこに帰ってきた小羽の母親は、小羽に余計な(霊力を落とすような)食事を食べさせているとワタヌキに熱いお茶をかけてしまう。
お茶をかぶったことよりも、何度か繰り返していた、日中でも不意に夢を見て遙と話したりしてしまうことが不安になるワタヌキ。ひまわりちゃんと話していて、自分が作った物の味も、両親の名前も、育ての親の顔も思い出せないのは、自分は夢の中にいるからなのかと侑子に吐露するワタヌキ。
だんだんと話が戻れない方向になってきたかな。
_ 松本規之『つばめ 陽だまり少女紀行』
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ぱっと見で買ったのだけど、CG絵描きさんが実際の背景と組み合わせながら紀行風にシナリオ立ててショートストーリーを作ったという感じの本で、コンセプト自体は悪くないと思うのだけど、ページごとの魅力が弱いのか、ページを開くのが退屈だった。
2010-10-23(土)
_ 飛鳥井千砂『学校のセンセイ』(ポプラ文庫)
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最近文庫化された本。
今まで文庫は『はるがいったら』しかなかったのに、飛鳥井千砂『アシンメトリー』を読み終えた次の日に店頭に並んでいたので「次はこれを読めと言うことですか?」という感じ。
主人公は私立高校の先生をしているが、仕事を探していたので仕方なくやっているだけで熱意もないし、面倒ごとに関わりたくないと思っている面倒くさがり。授業のじゃまをする生徒や自分に好意を持っているらしい女生徒や、頑張ってるけど折れてしまいそうな同僚の先生とかにも自分からは動かないでやり過ごしたいと思っている。
名古屋で仲がよくなった女友達も、さばけたやつだからあまり女を意識しないでつきあってこれたけど、たまに恋愛モードで相談や愚痴を聞かされるときはどうしても避けてしまう。(あわよくばとエッチに及んでもその後どうなるかもわからないし)
それでも学年主任の先生からは、生徒たちに正面から向き合わずに「流している」ことをやんわりと注意されたり。
そうこうしているうちに色んな問題が次々と大きくなってきて韜晦している訳にもいかなくなってきて、、、。
という感じで、学校の先生を書いていてこんだけ後ろ向きなのも珍しいと思うが、何かと言えば面倒くさいとつぶやかれると読んでるとちょっとネガティブになってきたり。
そういえば飛鳥井千砂の主人公は基本的には途中まではマイナス思考なのが多いのだった。仕事の都合で故郷に戻ったが故郷が嫌いなのとか、引きこもってネット掲示板を見ながら自分を慰めてみたりとか、相手の人生に影響を与える人事担当になるのは避けたいとか。マイナスというか、普通にいる人間と言った方がよいかもしれないけども。
最後はいろいろイベントが集中したかと思ったら、何かが変わって何かが落ち着いたりするのだけど、相変わらずドラマ性はないのだよね。淡々と書かれている。
それはそうと主人公の周りでツィギーとか全く知らんって、設定狭すぎないかしらん。まあ知らないことを利用したプロットではないので話に影響はないのだけど、読んでいると回りくどさに違和感が。もしかすると知らないと、名前を調べるということに持って行けなかったからかもしれないが。
他の作品では何人かの視点に切り替わるのだけど、この作品ではモノローグは一人だけだった。
2014-10-23(木)
_ かまたきみこ『KATANA(12) - 小鍛冶 -』(あすかコミックスDX)
もう12冊目。
今回は1巻1エピソードじゃなくて割と短い話が集まってる。
今回は葉月の絡む展開がすくなくてちょっと寂しい。葉月は別に刀や魂魄のことがわかるわけではないが、脇でパワーを発揮するからなあ(^_^)
ちなみに、かまたきみこデビュー20周年記念の小冊子(描き下ろしマンガ付)の全プレがあるらしく、応募券が帯に付いてる。ただし他に月刊ASUKAの12月号と1月号の応募券もいるようだが…。