2006-04-28(金) [長年日記]
_ ふうたまろ『ぼくのアダルトヴィーナス』
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近所で売ってなかったので(『愛・家族』と)買う順番が前後してしまったが、ふうたまろの初単行本。
表題作は、AV女優の神無月あかりはマンションが隣部屋の知り合い。年は食っていてもファンとしてあこがれていたのにある日父親があかりさんと結婚したと聞いてショック。
母親になると判っていても彼女のAVを見ながらオナニーすることはやめられず、、とやっていたらたずねてきたあかりに現場を見られて、ビデオと同じことをしましょうかと誘われ…。
大学の杉野美織とつきあいかけるが、母親やら友達の茉莉花がからんで三角関係というか四角関係というかへんな関係が。彼女の前で母親とHしてみたり、3人でしてみたり。
そういえば絵柄がゆうきまさみににてるのだった。
_ 甘詰留太『きっとすべてがうまくいく』
ヤングアニマルで月イチ読みきりで描いていたちょっときわどい系統の読み切りを集めたもの。
表題作『きっとすべてがうまくいく』は年の離れたカップル。独身の大学助教授に告白してきたのは20代の若い助手。こんなおっさんに言いよってくるなんて担がれてるのかと思ってたけれど…。
しかしですな、40歳が「枯れた中年男」とかいわれると悲しい ;_; いや実際作中でもわりと枯れた中年男なんだけどさ〜。
『ぼくの○○ペット』。クラスのあこがれの女の子と始めた交換日記。ある日帰ってきた日記をみたら「私をオナペットにしてるのを知ってる。どんな妄想をしたのか書いて」といわれ、驚きながらも律儀に妄想を書き込んでいきお互いにエスカレート。
と、実は彼女の姉貴が悪戯でつついたのだったが、彼女自身も男子の生態をしりたかったのでまんざらではなく…。
『ふたりでもひとりエッチ』。結婚したけどオナホール使ってますとか、奥さんにばれたことを会社で話したら盛り上がってしまったり。
『雨の日はカレー』。少し毛色が違って異国の話。郊外に住むダーナ人の女性は2等国民として低く見られているが、通って料理を教えてもらったりしているうちに情が移り、ダーナ料理もダーナ人の地位も向上させてやりたいと思い始める。
『あ行のプロ!』は妹がふとしたことでエロゲの声優をやることになり(もちろん兄はエロゲをやってるのがミソですが)、家で「お兄ちゃん」とエッチシーンの練習をされたりしてたまらなかったり。詳しくは前の日記で
『星の王女さま』。ある日主人公のアパートに押しかけてきた宇宙人の皇女さま。コンピュータが探した子種の提供者として姫とエッチせよという命令だが…。
これはビジュアルはいいのだけど、ネタがありがちなので今ひとつ。
おまけの小冊子でよりきわどいネタ(といっても18禁ではないけど)の各話番外編あり。
_ ヤングキングOURs(6月号)
『ジオブリーダーズ』は、無人島とおもったら"まや"と同類の化け猫少女たちが…。そして彼女たちを束ねていた女性は神楽の創設者と名乗った。
『エクセルサーガ』。博士が復活してイルパラッツォに反撃を。しかし消える前の一瞬の激しい炎に見えなくもない :-)
新しい戦闘服は変身途中でいったん裸になるのはお約束か :-)
『朝霧の巫女』。とうとう宮内庁から生け贄として指名されてしまった"こま"。こまを捉える役を仰せつかったヒロの母親に向かってそのふがいなさを責めるが…。
_ 『COMIC快楽天(6月号)』
今回は鳴子ハナハルが載ってる月ヽ(^o^)丿
鳴子ハナハルの表紙+巻中オールカラー+後書きカラーは『ふとんぶ』。
布団部の倒壊した布団に閉じこめられたメガネ+黒タイツの委員長が動けない体をもてあそばれる…ヽ(^o^)丿 で、中出しされたことよりファーストキスを奪われたことに文句を言う人 :-)
鳴子ハナハルは後書きで表紙の裏話を書くのではなく、続き話で落とすのがうまい。
ナイロン『アトアジニガメ』。
タイトルの意味はよく判らない。
浮気した彼氏に送る絶縁状のつもりで、大学の男達とSEXしている場面をビデオに収めて送りつける。
ムサシマル『つまエプ』。ムサシマルにしてはフツーに幸せなカップル。 割と淡白な夫婦だったが、旦那が裸エプロンを好きと知って裸エプロンでお出迎えしておふろでもサービス。エッチな私でごめんなさい、みたいな。
そういえばコミックスでてるんだっけか。買わねばヽ(^o^)丿
_ 船堀斉晃『姫神様のおしごと』(別冊ヤングマガジン(No.15))
『リップス』を終えた船堀の新連載。巫女の格好をした姫神様が現れて、自分の手伝いをすれば女子を抱けるぞといわれていそいそと。痴漢に困っていた女の子を助けたついでに結界の中でいい雰囲気になりエッチにいたるが電車の中にいても結界に守られて周りからは見えない。しかし反面相手の女の子もその間の記憶はなくしてしまうので自分のことも憶えてもらえないのだった…。
_ たくまる圭『アニキ(1)』
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ビッグコミックの増刊で連載されているシリーズ。
親をなくして大工職人のアニキの家にもらわれてきた"ゆず"と、厳しいけどたまにやさしいアニキの話。
えらい前から連載していた気がするが、掲載ペースも遅いのでやっとほんになりました。
_ 『スピカ(5月号)』(幻冬舎)
船戸明里『Under the Rose〜春の賛歌』。
部屋に誘ったウィリアムに対してちょっと余裕を持って対抗しようとしたミス・ブレナンだが、やっぱり押されてしまう。おまけに避妊のために入れていた海綿(むかしはそうなのか)もあっさり見つかってしまい、「ぼくの子供を身ごもってもらわないと」といわれて目の前がまっくらに。
それはそうと、『Honey Rose』のバックナンバーひっくり返して気づいたのだけど、モルゴースに追いつめられて死んだという(後の)ウィリアムの奥さんってミス・ブレナンか?
紺野キタ『Dark Seed』。
またまた学校を抜け出してヴィンセントの店に行ったセレスト。セレストの中に入ってるものに気づかれて追い返される。おまけになぜかアルジーへの伝言も渡されたりして。その後で入れ違いに入ってきたクリスをみてヴィンセントは「天使だ…」とロリ属性発揮…。
ヴィンセントがなぜアルジーを知っているのか判らないままこんどはアルジーがセレストの中にいる「兎」を見つけて声を掛けてくる。
だんだんと見えてくる人間関係。でもまだなにが起きているのかは判らない。
_ やぶうち優『ないしょのつぼみ(2)』
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問題の「性教育マンガ」ですが、今回はそっち方面は大人しい気がする。
むしろ帯に「性教育 優良図書」とか書かれたら、小学生が買いにくいのではないかと…。
というかですね、宇宙人とか持ってきたらそっちにインパクトもってかれて、腋の毛が恥ずかしくなったとか初潮だとかいうのもなんか大した話題じゃないきがしてしまいます。