2007-05-04(金) [長年日記]
_ 山本景子『CICACICA BOOM チカチカブーン(2)』完結
2巻で完結とはえらくあっさり終わってしまった。 まあどうでも良いエピソードつなぐよりはよいけど。
不祥事を起こして眼鏡研究部は無期停止となり、山田太郎も反省してメガネを絶ってしまったので、百々もコンタクトにするが、、、やはり我慢できなくなった百々が今度は新しい眼研を作って部長に…。
表紙はやたらなまめかしいが、男ですよ :-)
_ 相田裕『GUNSLINGER GIRL(6)(7)』
続き。
昨日3/4/5と3冊買って、今日も6/7/8と3冊買って残りの既刊そろえようと思ったら、8巻だけ品切れになってて買えず。
6巻表紙は新キャラ、第2世代の義体のペトルーシュカ(ペトラ)、7巻は任務で大人っぽく変装したトリエラとこれまた任務で変装したクラエス。知らんかったら「これ誰よ」って感じだな^^;
6巻。またまたバカンスでやってきたシチリア島。こんどはジョゼとヘンリエッタだけではなく、ジャンとリコも(ファッロもいたけど)。テロで死んだジャンとジョゼの妹・エンリカが最後の夏に来ていたセーラーのワンピースをヘンリエッタに貸してあげるジョゼ。その姿に思わずエンリカの面影をみてしまい動揺するジャン。
後半からは第二世代のペトラの出番。今までの「お人形さん」ぽい若い子に比べてハイティーン〜に設定されたペトラは(担当官アレッサンドロの好みもあって)ちょい派手つーか、ファッショナブルと言うのか。
条件付けのせいでつい「サンドロ様」と言ってしまうペトラに、「くそったれのアレッサンドロ」と言わせようとしたものの、口にしようとしただけで無意識の抵抗で吐いてしまうペトラにアレッサンドロはこんなので大丈夫なのかと不安を抱くが。(ってこれがまたあとに効いてるとは)
ペトラの生前の姿・エリザヴェータ(リーザ)とたまたま声を交わしているというのはちょっとどうでもいい(物語の上で必然性のない)部分で出来すぎというか無理に縁を作ろうとしている気がする。(爆弾製作のフランカ(カテリーナ)とマルコーの別れた彼女パトリツィアと友人だったとかいうのも同じく)
7巻。クラエス×ペトラ×トリエラ。
クラエスのメガネを触っていたらクラエスに殴りかかられるペトラ。お詫びというかなんかで外に出してもらって湖を見つめるクラエス。かつての担当官ラバロと経験(湖や釣り)は思い出せないものの、どうしてもそれが刺激になって涙を流したり執着したりということになってしまう…。クラエスはペトラと思い出せない約束の話をしてちょっと近づいたような。
そこにたまたまやってきた逃亡テロリストを確保するためにクラエスは初めて任務を言い渡される。もう憶えていないラバロとの約束がクラエスを縛り、相手を傷つけられない。結局、ペトラが制圧して事なきを得る…。
後半はトリエラ×ペトラ。テロで暗殺された検事の後任の若い女性検事のグエルフィ。その護衛に来たのがペトラとトリエラ。子供の姿で護衛をしていると目立ってまずいのでトリエラは髪を下ろして胸をふくらませて大人っぽく(違和感が…)。ヒルシャーは相変わらずうまく褒めることが出来ない。
メガネの正義感のグエルフィ検事にかつて(22話)トリエラを救おうとして殉職したラシェルの面影を見て硬直するヒルシャー。トリエラも、ラシェルに抱きしめられた記憶が残っていてグエルフィも大事な人のように感じてしまう…。
グエルフィ検事はもうでてこないかも知れないけど、ちょっとよいなー。髪の描き方とか。36話のタイトルページのグエルフィなんかは特に。グエルフィ×トリエラでタイトスカート+タイツのコンビだヽ(^o^)丿とかそういうことではなく、わりとかっちり描かれてる他のキャラとちがってなんとなくはかなげな描線がよいなー。