2007-09-28(金) [長年日記]
_ 『ヤングアニマルあいらんど(No.6)』
光永康則『チアチア』
『怪物王女』の光永康則が読み切り。
女子高に通う唯一の特例男子生徒は理事長の息子。
生徒会長のいつきとは幼なじみだが、校内で盗撮とかするもんだから毛嫌いされてたりする。
理事長がいうには、甲子園を目指せる野球部員を集めるため、来年から共学にするという。そのためにはチアガールが必要、ということで、いつきにチアリーディング部の部長を任せるが。。。
自分だけのハーレムをイケメン男子生徒たちに奪われることを恐れて妨害を企んだりするが…。
というかツンデレ&変態話だ :-)
きづきあきら+サトウナンキ『トラのあな(ハート)』
某マンガ専門店ではなくてですね :-)
地元の本やで熟女ヌード写真集を買おうとした女子高生に、未成年には売れないから、と断る店員。その子は顔を真っ赤にしてむくれるが店員としては勝手に売れないので仕方ないと思っていたら鼻血を出し始めてしまう女の子。
それからも度々やってくるがやはり熟女を見てるので、聞いてみたら母親に似てたから、、と嘘か誠かわからないことをいって煙に巻く。
とうとう閉店間際にやってきてラリアットを食らわせてきたかと思ったら、鼻血を出しながら馬乗りになって「治療する」といいだす。
熟女しか興味がないはずなのにツダ(その店員)のことが気になって仕方ないのは病気だから、治療しないと、、、と。
鼻血がツダにかかったりそれを嘗めたり噛んだりともう無茶苦茶なのだが、ツダも(その病気は)「なおさない方向で」。
田中ユタカ『もと子先生の恋人』第5話
今回は短編集。
前作が好評だったのに、もと子先生の新刊部数を減らされて怒る慎太郎。もと子先生に力が及ばなかったことを謝るが、もと子先生はあまり気にしていない。くやしがってくれてありがとう。それに、ベストを尽くしたから後は評価は怖くないんです、それに慎太郎さんが認めてくれました…。
とか、慎太郎が一時期過ごした町にロケハンに。いやな思い出しかなかったけれど、いい町ですねと言ってくれるもと子先生。
西川魯介『あぶない!図書委員長!』第6話「Honeydew Assassin 乙女一輪百合大将」
図書委員長を堕としてさらうために遣わされた百合ハンター、ゴッデス・ハンドこと管部粥子。
片岡君が図書委員長に仮装していたところを間違えて攻撃、一瞬にして気を失う片岡だが、そこに本物の図書委員長たち…。いや、深く考えてはいけない :-)
_ 三上キヤノン『はつじょうき』
つい最近名前を知ったばかりの作家なのだけど、絵が気に入ったところに新刊の短編集が出たので買ってみた。
描線は割とあっさりしてる方で、「エロい」タイプではないのだけど、話が割と楽しいので好きですね。
彼女ととうとう外泊するので緊張しまくっている彼氏と彼女のために肌を脱ぐお付きの女性。彼女の前でボディガードの男性と抱き合ってH指南をする話とか、女性の先輩につきあって、先輩の彼氏が浮気して入ったホテルで聞き耳を立てていたものの、我慢ができなくなって先輩を抱きしめたりとか、、、。
「だめよっ」
「めちゃくちゃにしたいっす」
「……めちゃくちゃって、どんな風に?(ドキドキ)……………い、いまのなし」
みたいなのとか :-)
(ブツが直ぐ出てこなかったので言葉遣いがちょっと違ったかもしれないけど)
_ 陸乃家鴨『大正ヲトメ花壇』
『花咲け!おとめ塾』の前史を描いた作品で、おとめ塾の杉原女史の話。カバーがリバーシブルになっていて、『花咲け!おとめ塾(序巻)』となっている。
ヤングコミックでの連載開始からまだ4ヶ月なんだけど、単行本未収録作品を集めて本にしたもの。 作品の内容については連載時の日記で(手抜き)。
同時収録が割と好き。
『恋と生殖』
制服の上から白衣を着ているクールな理系少女が、なぜか自分にセックスしましょうといきなり声をかけてきて…。
家に行ったら案の定マッドサイエンティストっぽいノリで、エッチも理科実験ノリなのか?と思いきや初めてらしくしっかり感じている。こらえてる顔をしっかり見たいからとメガネをかけ直すところもよいですわ。
それでも「これはカウパー腺液で、尿道をアルカリ性にしてくれるの」とかうんちくが。エッチだけが目的かと思ったら、女にはXの染色体しかないのに男にはXYの染色体があるのがずるいとかなんとか :-
『夏の逝くプールサイド』
3年生なので部活は引退したはずなのに夏休み中のプールに忍び込んでる前女子部長。そこを見つけた男子(前部長)が追いかけていくと、一緒に泳ぐ羽目になり、お約束通りプールでエッチを…。
『コンプレックス シスター』
昔近所に住んでいた年上の姉妹。姉の方に恋していて、ずっと「姉ちゃん」と呼んでいたのに、なんと父親の後妻になってしまい傷心…。
そして妹の方は叔母になったわけだが、いまやお姉ちゃんはお母さんなんだから、これからは私のことを「お姉ちゃん」と呼びなさい!と文章で書いてると訳がわからなくなることを強要する。
就職活動のため部屋に泊めてもらうことになったので久しぶりに再会してみると、綺麗なOLさんになっていた。
しかし家でも無防備に寝姿を見せるわ風呂上がりも半裸でうろつくわで刺激に我慢できなくなって切れ気味にとうとう「姉ちゃん」を押し倒すが…。 姉ちゃんを犯しながら、姉ちゃんってどっちだっけと思ってたり。
姉ちゃんのほうも、「みんなお姉ちゃんの方ばかり見て」とコンプレックスがあったのだった。
ねじれた感じだけど、これも、『恋と生殖』も陸乃家鴨らしい話だなー。
_ 『Comic Zero-Sum ゼロサム(11月号)』
『とかげ』が終わったら、読みたい作品がほとんどなくなってしまったな。
おがきちか『Landreaall ランドリオール』
竜葵と戦うが、歯が立たないDX。レッセ・フェールの片割れも刀で折られてしまう。
DXは竜葵を侮辱するようなことをいって怒らせようとするが、却ってリドが怒ったり。そこでDXが「(竜葵のことはわからないが)リドは家族のために怒るのが竜と戦うぐらい大切だってことを知ってる」というのが、この回の見せ場か。
そして形勢逆転を考えたDXは、刀が負けるなら、と竜創のある右腕で剣を受けて竜葵の背後に回るものの、やはり投げられたりして何とも手が出ない。
…すみません、もうコミックスに収録されてますね。
_ 『スピカ(10月号)』
webコミックGENZO | スピカ10月号 | 先月号
紺野キタ『Dark Seed』第13話
ニコルに取り込まれていくリジーたち。
セレストとクリスは学校(エルフィンウッド)にも"影"が入り込んでいるのを見つけて探り出す。リジーが接点がないはずの生徒たちと接触しているのを見て後を追うと、禁じられた「壁抜けの魔法」を使ってどこかに移動した。その後を追って入っていったが…。
だんだんと、ニコルが仕掛けたひずみが形に表れてきた。
それはともかく、なんかベタが少なくて白いんですが、間に合わなかったのだろうか。
船戸明里『Under the Rose 〜春の賛歌〜』第14話(後編)
正餐会の合間を縫って伯爵にもっと屋敷の管理(女主人の仕事)を手伝わせて欲しいとたのむミス・ブレナン。