2004-09-28(火)
_ 睦月のぞみ『眼帯天使 - くじらの恋×いるかの恋』(蒼竜社/プラザCOMIX)
眼帯の片眼ちゃん天使、くじらといるかの二人組。
一人寂しくクリスマスケーキ(一人用)を買わされて開けてみたら出てきたのがふたりの天使。願い事を叶えるといいながらエッチな展開に(お約束。というか不可避)。
なぜ二人が片眼なのかは最後に明らかになるが…。
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_ 松原あきら『ひみつのアンジェリス』(角川書店/角川コミックスA)
衣装デザインが藤枝雅だとか。確かにそれっぽい。
全寮制でルールが厳しい女子校。閉塞感に苦しむ乙女達の願いを叶える正義の使者「アンジェリス」がいるという。
と、人ごとだと思ったらいつの間にかアンジェリスに巻き込まれてたり。
なんか設定からして藤枝雅調。
→
_ 林家志弦『おねがい*ティーチャー(1)』(メディアワークス/電撃コミックス)
前買ってたけど遙か昔のことなので…。2巻は読んでるのだが。
内容は、アニメの超ダイジェストなので特に何もないのだが。あまり羽目外してるわけでもないし。
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_ ふじかつぴこ『ピコのシーズン(2)』(竹書房・BAMBOOコミックス NAMAIKIセレクト)
ふじかつぴこを買うのは初めてだったりする。
カラーイラストとマンガ本編の女の子の顔つきに落差があるのだよなあ。
いろんなシチュエーションエッチの短編集。
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_ 『バグがないプログラムのつくり方 JavaとEclipseで学ぶTDDテスト駆動開発』
知り合いが書いているので宣伝しておこう :-)
「バグがない」というコピーはともかくとして、TDD(テスト駆動開発)の解説本です。
「オブジェクト脳」とおなじシリーズ。
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2006-09-28(木)
_ 『スピカ(10月号)』
幻冬舎のWEB配布コミック雑誌スピカ。9/28配信号。
紺野キタ『Dark Seed』第7話前編
「闇の種子」が目覚めて急に成長したニコルにとまどうアルジー。セレストの母シィリアもニコルに亡くなったエルバートの面影をみて驚いていて、エルズワースの人間達はニコルが闇の種子に取り憑かれていることを実感せざるを得ない。
大きくなったニコルと初めて目を合わせたセレストはニコルの力に気づいて、闇の種子の目覚めを押さえられなかったことがわかる…。
船戸明里『Under the Rose 〜春の賛歌〜』第13話後編
前回の続きでアルバートがレイチェル(ミス・ブレナン)に両親のことを語る。
母親(アンナ)が二度と出産の苦しみを味わいたくないからと娼婦を替わりにあてがおうとした話、使用人の前でアンナに辛く当たられても妻をかばっていた伯爵。女中のローズ(ロザリンド)の前で泣いていた伯爵。
母親に好かれていないけれども恨んではいないアルバート。ミス・ブレナンもライナスに庶子だからかわいそうといっていたのを反省してあやまってやっと和解。
アルバートも味方になってくれて、いったん落ち着いたようですが…。
高野宮子『スプリング・ヒルの住人』
オタク鈴木がメイン。アイドルのるりりんのイベントにみんなをかり出した結果、一日デート権を手に入れてしまった!
ということでデートに向けて鈴木のルックス改造計画が。
万難を排してデートに向かったものの、結局マニアぶりを披露して終わってしまった :-)
_ 『MAGNA(10月号)』
これもスピカや幻蔵と一緒に。まだ無料。
新居さとし『おきらく魔法少女隊!?』第2話
いつも通りだった :-)
西川魯介『怪物さん』第5話『この胸のときめきを』
広樹の幼なじみ、初芽は変な夢をみた翌朝、急に巨乳になっていた。夜のあいだに乳吸鳥にすわれたのだった。
広樹にはパッド入れすぎだろと笑われてしまうが、本物よ!とついつい胸を触らせる :)
そのあと胸がうずいて仕方なくこまっているところに立烏帽子が現れて、、、胸を舐められて症状を治めてもらったものの今度は別にうずいてしまって佳織に女の子同士ですっきりさせてもらった模様 :)
西川魯介『怪物さん』第6話『狗賓 サーガ』
サブタイトルにかなり無理有り :-)
広樹のところに急に現れた天狗。セーラー服に女装をさせられたかと思ったら、天狗は実は女性。女装少年の後ろの穴を犯すのが趣味ってことで貞操の危機にさらされたところに立烏帽子が現れて…。
2007-09-28(金)
_ 『ヤングアニマルあいらんど(No.6)』
光永康則『チアチア』
『怪物王女』の光永康則が読み切り。
女子高に通う唯一の特例男子生徒は理事長の息子。
生徒会長のいつきとは幼なじみだが、校内で盗撮とかするもんだから毛嫌いされてたりする。
理事長がいうには、甲子園を目指せる野球部員を集めるため、来年から共学にするという。そのためにはチアガールが必要、ということで、いつきにチアリーディング部の部長を任せるが。。。
自分だけのハーレムをイケメン男子生徒たちに奪われることを恐れて妨害を企んだりするが…。
というかツンデレ&変態話だ :-)
きづきあきら+サトウナンキ『トラのあな(ハート)』
某マンガ専門店ではなくてですね :-)
地元の本やで熟女ヌード写真集を買おうとした女子高生に、未成年には売れないから、と断る店員。その子は顔を真っ赤にしてむくれるが店員としては勝手に売れないので仕方ないと思っていたら鼻血を出し始めてしまう女の子。
それからも度々やってくるがやはり熟女を見てるので、聞いてみたら母親に似てたから、、と嘘か誠かわからないことをいって煙に巻く。
とうとう閉店間際にやってきてラリアットを食らわせてきたかと思ったら、鼻血を出しながら馬乗りになって「治療する」といいだす。
熟女しか興味がないはずなのにツダ(その店員)のことが気になって仕方ないのは病気だから、治療しないと、、、と。
鼻血がツダにかかったりそれを嘗めたり噛んだりともう無茶苦茶なのだが、ツダも(その病気は)「なおさない方向で」。
田中ユタカ『もと子先生の恋人』第5話
今回は短編集。
前作が好評だったのに、もと子先生の新刊部数を減らされて怒る慎太郎。もと子先生に力が及ばなかったことを謝るが、もと子先生はあまり気にしていない。くやしがってくれてありがとう。それに、ベストを尽くしたから後は評価は怖くないんです、それに慎太郎さんが認めてくれました…。
とか、慎太郎が一時期過ごした町にロケハンに。いやな思い出しかなかったけれど、いい町ですねと言ってくれるもと子先生。
西川魯介『あぶない!図書委員長!』第6話「Honeydew Assassin 乙女一輪百合大将」
図書委員長を堕としてさらうために遣わされた百合ハンター、ゴッデス・ハンドこと管部粥子。
片岡君が図書委員長に仮装していたところを間違えて攻撃、一瞬にして気を失う片岡だが、そこに本物の図書委員長たち…。いや、深く考えてはいけない :-)
_ 三上キヤノン『はつじょうき』
つい最近名前を知ったばかりの作家なのだけど、絵が気に入ったところに新刊の短編集が出たので買ってみた。
描線は割とあっさりしてる方で、「エロい」タイプではないのだけど、話が割と楽しいので好きですね。
彼女ととうとう外泊するので緊張しまくっている彼氏と彼女のために肌を脱ぐお付きの女性。彼女の前でボディガードの男性と抱き合ってH指南をする話とか、女性の先輩につきあって、先輩の彼氏が浮気して入ったホテルで聞き耳を立てていたものの、我慢ができなくなって先輩を抱きしめたりとか、、、。
「だめよっ」
「めちゃくちゃにしたいっす」
「……めちゃくちゃって、どんな風に?(ドキドキ)……………い、いまのなし」
みたいなのとか :-)
(ブツが直ぐ出てこなかったので言葉遣いがちょっと違ったかもしれないけど)
_ 陸乃家鴨『大正ヲトメ花壇』
『花咲け!おとめ塾』の前史を描いた作品で、おとめ塾の杉原女史の話。カバーがリバーシブルになっていて、『花咲け!おとめ塾(序巻)』となっている。
ヤングコミックでの連載開始からまだ4ヶ月なんだけど、単行本未収録作品を集めて本にしたもの。 作品の内容については連載時の日記で(手抜き)。
同時収録が割と好き。
『恋と生殖』
制服の上から白衣を着ているクールな理系少女が、なぜか自分にセックスしましょうといきなり声をかけてきて…。
家に行ったら案の定マッドサイエンティストっぽいノリで、エッチも理科実験ノリなのか?と思いきや初めてらしくしっかり感じている。こらえてる顔をしっかり見たいからとメガネをかけ直すところもよいですわ。
それでも「これはカウパー腺液で、尿道をアルカリ性にしてくれるの」とかうんちくが。エッチだけが目的かと思ったら、女にはXの染色体しかないのに男にはXYの染色体があるのがずるいとかなんとか :-
『夏の逝くプールサイド』
3年生なので部活は引退したはずなのに夏休み中のプールに忍び込んでる前女子部長。そこを見つけた男子(前部長)が追いかけていくと、一緒に泳ぐ羽目になり、お約束通りプールでエッチを…。
『コンプレックス シスター』
昔近所に住んでいた年上の姉妹。姉の方に恋していて、ずっと「姉ちゃん」と呼んでいたのに、なんと父親の後妻になってしまい傷心…。
そして妹の方は叔母になったわけだが、いまやお姉ちゃんはお母さんなんだから、これからは私のことを「お姉ちゃん」と呼びなさい!と文章で書いてると訳がわからなくなることを強要する。
就職活動のため部屋に泊めてもらうことになったので久しぶりに再会してみると、綺麗なOLさんになっていた。
しかし家でも無防備に寝姿を見せるわ風呂上がりも半裸でうろつくわで刺激に我慢できなくなって切れ気味にとうとう「姉ちゃん」を押し倒すが…。 姉ちゃんを犯しながら、姉ちゃんってどっちだっけと思ってたり。
姉ちゃんのほうも、「みんなお姉ちゃんの方ばかり見て」とコンプレックスがあったのだった。
ねじれた感じだけど、これも、『恋と生殖』も陸乃家鴨らしい話だなー。
_ 『Comic Zero-Sum ゼロサム(11月号)』
『とかげ』が終わったら、読みたい作品がほとんどなくなってしまったな。
おがきちか『Landreaall ランドリオール』
竜葵と戦うが、歯が立たないDX。レッセ・フェールの片割れも刀で折られてしまう。
DXは竜葵を侮辱するようなことをいって怒らせようとするが、却ってリドが怒ったり。そこでDXが「(竜葵のことはわからないが)リドは家族のために怒るのが竜と戦うぐらい大切だってことを知ってる」というのが、この回の見せ場か。
そして形勢逆転を考えたDXは、刀が負けるなら、と竜創のある右腕で剣を受けて竜葵の背後に回るものの、やはり投げられたりして何とも手が出ない。
…すみません、もうコミックスに収録されてますね。
_ 『スピカ(10月号)』
webコミックGENZO | スピカ10月号 | 先月号
紺野キタ『Dark Seed』第13話
ニコルに取り込まれていくリジーたち。
セレストとクリスは学校(エルフィンウッド)にも"影"が入り込んでいるのを見つけて探り出す。リジーが接点がないはずの生徒たちと接触しているのを見て後を追うと、禁じられた「壁抜けの魔法」を使ってどこかに移動した。その後を追って入っていったが…。
だんだんと、ニコルが仕掛けたひずみが形に表れてきた。
それはともかく、なんかベタが少なくて白いんですが、間に合わなかったのだろうか。
船戸明里『Under the Rose 〜春の賛歌〜』第14話(後編)
正餐会の合間を縫って伯爵にもっと屋敷の管理(女主人の仕事)を手伝わせて欲しいとたのむミス・ブレナン。
2009-09-28(月)
_ 雫井脩介『殺気!』(徳間書店)
『クローズド・ノート』『白銀を踏み荒らせ』『犯人に告ぐ』の雫井脩介書き下ろし新刊ハードカバー。
主人公も新しいし今までのシリーズとは独立した話かと思ったら、望月篠子のシリーズの相棒「深紅」の血縁だった。(深紅はでてくるが篠子は出てこない)
大学生のましろは、小学生の時公園で連れ去りにあって監禁されたことがある。犯人は見つからず監禁されたところを見つかったものの、その時のショックが強くて医師に記憶を封じる治療をされたおかげで事件のことは何も思い出せないぐらいで、別に今の生活に何の支障もなかったが、事件の前触れとして殺気を感じるようになっていた。
バイト先の縁で知り合った地元タウン誌の記者とそんな話をしながらも中学時代のクラスメートと成人式で再会しては旧交を温めたりしているうちに、当時自分が巻き込まれた事件の事実を知りたいと思い始めたところ、思わぬ裏の出来事が明らかになってきて…。
という感じで、事件ものなんだけど警察や探偵は出てこない。むしろ『クローズド・ノート』に近いんじゃなかろうか。
事件の真相を知りたい、、といっても途中までは別に危ないことがあるわけでもなく、周りで別のごたごたがあるだけなんだけど、いろいろめぐりめぐって起きるべくして起きるようなできごとがあったり、ましろのちょっとまっすぐなところも周りにちょっと作用したり、読んでると例の事件には「興味がある」程度で、友達との出来事のほうが大事そうなのに読み終わってみると、すべてがここに至るために必要な出来事だったという感じがする。
緊張感があるのは最後のほうだけなんだけど、一気に読んでしまった。もったいなかったので2回目を読む。