2011-02-27(日) [長年日記]
_ 桐原いづみ『白雪ぱにみくす!(7)』(BLADEコミックス)
完結。
白雪に告白して、周りからも祝福されたのもつかの間、女王の体調が優れないと聞いて元の世界に戻ることになる白雪…。
見てる方が恥ずかしい二人の照れ方とか、ちょっとカマかけられただけで二人がどこまで進んでるか答えてしまう墓穴大王なミドリとかがよいわ。 白雪の「さっきのもう一回」も萌える:)
_ 穂波ゆきね/神奈木智『凛 -RIN!-』(CHARAコミックス)
弓道BL。最近弓道やってるせいでまた読みたくなったのだけどどこに行ったかわからなくて、買い直し。まだ絶版になってなくてよかった。
高校弓道部の桂は昔の事件のせいで極度のあがり症。幼馴染みで1コ上級の草に抱きしめて貰うと気持ちが落ち着くという。人前でもそれをやるから二人は校内の有名人。
桂の兄と草は弓道部の部長・副部長を務めている双璧。部員からの信頼もあついが桂の方は全然安定した弓が出来ていないという。。。
そんななか、人前で抱きしめてると女子にももてないし桂も自立してくれないと困るから、と草から突き放されるようなことを言われてしまう。
とかいう所から展開するのだけど、1巻の表紙からして決まってない?1巻の手前が桂ですけど、弓道着姿がうまくはまってる。作中でも弓道が単なる道具ではなくて成長度合いを表すのにも使われてたりして、弓道マンガの名作と思います。BLなので読むのを敬遠する人もいるかもしれないけど、ムサくないし。まあちょっと絡みもちょっとだけあるけども・・・。しかも桂がかわいいせいか他の男も桂狙いだったり:−)
相変わらずな充実ぶり。
_ 『楽園 Le Paradis(5号)』(白泉社)
シギサワカヤ『サブリミナル』
不倫は嫌い!と主張する会社の若い女の子。それにコナかける男。つきあおうとか言うのではなくて、いろいろいじってみるだけ。彼女がつきあっていると思われる彼氏が会社の後輩とわかって、疑われそうなことをさりげなくいってみたり。。。
で、最後に網にかかる。
こういう搦め手の男って、シギサワカヤ作品らしいわ。
西UKO『コレクターズ』
貴子と忍のなれそめの話がいい。話しかけるための作戦とか。
水谷フーカ『14歳の恋』2本立て。
今回無茶気恥ずかしい。
美術の時間に彼女をモデルに推薦。しかし正面から書くのは恥ずかしいから背後に回ったものの逆行だからと向きを変えたら正面に。真正面から立ち姿や脚をガン見できない・・
クラスメートに隠れてつきあってる優等生二人だけど「顔が赤くなってない自信がない」がいい。
もう一話は折角だから二人でおそろいのものを。堂々とつけられないので普段見えないアンクレットにする。二人で向かい合って靴下を脱いで相手の足首にアンクレットをつける。じゃあ私にもつけてと脚を差し出す……って、悶絶プレイですか。
二宮ひかる『花火の恋』
自分がセックスする気にならないのは、母親が奔放で男にいい加減なせいもあるのか、と思っていたがその母親は…みたいな。
沙村広明『コップと泥棒、その妻と愛人』
なんかタイトルよくわからん・・あ、コップって作中の警官か。
沙村広明らしい外道な・・とおもったがややこしい展開。うそつき村と正直村。
志摩時緒『あまあま』
楽園では新しいひと。
高校生カップルだが、女の子の方がちょっと優勢か。エッチでもさりげなく攻める側だったり(縛ったり:))。外では内緒なので素っ気なくとか。
高校受験なのでエッチは控えましょうと優等生っぽく言ってるが実は自分も成績を落としてしまったので、高校でエッチ再開して心配とか。
(うらやま)
日坂水柯『好きな人』
シロタとお姉ちゃんはエッチはするけど実はつきあってないのだが、妹はつきあってると思ってて、それをどうしようと思っていたらシロタの方が好きなのは端からもばれていて、そういう話もあったので、ついに口に出してしまい。
宇仁田ゆみ『ノミノ』最終回
猛勉強して同じ大学に受かったノコ。
男子寮に入ってるからそこもマネして女子寮に入るって:-)
中村明日美子『2月14日の楽園くん(仮)』『3月14日の楽園くん(仮)』
楽園くんがチョコを貰ったのでバレンタインにお返しを。
姿が出てこない語り手(楽園くんと話している)の方が気になるよねえ。実は知らずに両思いなのではないかと。
売野磯子『LAST CIRCUS』
隣のお姉ちゃんのマノちゃんが好きなハルくん。でも子供だから相手にされてないのだよね。マノちゃんを好きな同級生のセンリくんの邪魔はしない。。。アメリカ行って戻ってきたマノちゃんを迎えるハルくんはもう高校生だし勝負かけるぜ、ってのがいいなあ。
竹宮ジン『想いの欠片』
百合姫に描いてるのと混乱する。。。
ミカ先輩が好きだけど、付き合う相手がとっかえひっかえのようなのが気になってちゃんと好きな人と付き合った方がいいと口を出すけども。「そういうの もう判らないんだ」と言われてしまう。
鶴田謙二『ひたひた』
相変わらず裸でぐだぐだと:-)
かずまこを『ディアディア』
先輩から好きと言われたものの、友達が好きだった先輩とつきあうわけには…。と悩んでいるけども。
最後にちゃんとくっついて、友達やら先輩が二人を見てよしよしという感じで追い越していくのがよいわ。
_ かまたきみこ『まぼろし恋奇譚』(ぶんか社)
江戸時代を舞台にした恋愛×怪奇のシリーズだが、あまり怪奇色は少ない。今回は西洋ものもあるなあ。
『白鳥忍法外伝』薬売りの男が、忍びの女性と知り合う。本来なら知られたなら殺さないといけないが、お互い好きになってしまって。「忍法白鳥の求愛」って、全然忍法じゃないしぃw。
カトリーヌ・ド・メディチをモデルにした『レースの約束』とか、一つだけホラーな『ありす』もいいなあ。
かまたきみこは多彩でいいわ。
_ 『Fellows!(2011.Feb/vol.15)』(エンターブレイン)
入江亜季『乱と灰色の世界』
珊瑚を抱いた陣。目が覚めてやらかしたことに気づいたが、謝った陣に対して珊瑚はこれからも好きにしてくださいとか・・・。
最後はとうとう覚悟決めて嫁になれという陣だけど、珊瑚色っぽすぎる:-)
森薫『乙嫁物語』
スミスの話を待ってる一同は飯を。いろいろ食料を調達して食ってる最中に他の客も巻き込んで宴会状態に。パミルが独身なのに目をつけたどこぞの人がうちの息子はどうだと言い出して、二人ともまんざらじゃない感じなのがほほえましい。
原鮎美『ピーチ・オン・ザ・ビーチ』
ナオトは絶対桃子のことが好きだよといわれて慌て走り去ってしまった桃子。落ち着いて考えて、自分はナオトのことが好きなのかどうかと確認するが「ふつう」だと結論づける。
そのナオトの方はあまり意識していなかったのに、桃子と壮真がくっついてるのを見て付き合ってると勘違いしたことから、自分が桃子を好きだったことに気づく。
しばらく注目。
久慈光久『狼の口』
100年前。峠が開通するまでの話。