2007-04-09(月) [長年日記]
_ 佐原ミズ『マイガール(1)』(バンチコミックス)
約1年前にコミックバンチで連載が始まった佐原ミズ(夢花李)『マイガール』がやっと本になりました(月一ペースだったもんな)。
正宗が高校の頃に知り合った4つ年上の大学生の陽子さん。留学するから別れましょうと言われたけども、ずっと待ってると言って別れたが、、、5年経って彼女の訃報を聞く。葬式に訪れたときに彼女の母親から、彼女には娘がいて、父親は笠間さんだと言っていたと聞かされる。
今まで何の音沙汰もなかったしどうせ自分の子供だなんて嘘に違いないと思って、会いに来た娘のコハルちゃんも追い返そうとするが、彼女が正宗に相談したくてでも出せずにしまっていた手紙を見せてもらって彼女の寂しさがこみ上げる。
悲しいことは忘れてしまいなさいといわれても陽子さんのことを忘れられない正宗は、同じくママを忘れられないコハルはは一緒に暮らすことにする。
23歳独身・一人暮らしで馴れないままに5歳児との同居生活…。
父親としてというより母親が語っていた恋人の「マサムネくん」として慕ってくれるコハルちゃんがかわいい。
死んだ彼女の娘を引き取ったと聞いて反対する母親と口論になる正宗と、コハルが幼稚園のお芝居にでるからとカメラの練習をする母親とか、元気がなかったコハルが正宗を見つけるなり元気になったところをみて安心する母親とか、がいいところです。
_ 雁須磨子『かよちゃんの荷物』(BAMBOOコミックス)
Amazon
30歳独身女子のかよちゃん。
いつも荷物が無駄に多い(←それはわしだ…)。
会社を辞めてのんびりしているうちに太ってしまったり、30歳の自分を筆頭に28歳,27歳の姉を差し置いて20歳の弟仁崎に結婚されたり(かよちゃんの親友も30代独身…)、ちょっと変な雑貨屋でバイトを始めたりと、いつもながらある種リアルな生態を描く雁須磨子。。
とりとめなく話が展開するのも雁須磨子らしくて良いけど :-)
実家に戻ってお婆ちゃんからまだ嫁に行かんのかとか聞かれてまだまだ、お母さんも今はそんな時代じゃないから佳代のすきなようにとかかばってくれるのだけど、最後にお母さんに全然嫁に行く気配もなくてごめんなさいとあやまってみたり :-)
_ 『COMIC失楽天(快楽天5月号増刊)』さめだ小判&いーむす・アキ特集
「大・特・集 さめだ小判vsいーむす・アキ 2大淫汁大決戦!!!!」だそうです :-)
さめだ小判特集
『快楽天BEAST』の看板作家として活躍中のさめだ小判。
表紙イラストギャラリー他作品の収録。多くはカラーも収録していて貴重。
- 『どきしまっ(DokiDoki Shimai)』日記(と言ってもろくに言及してないので意味ないが)
- 『シスター・オブ・ペイン』日記
- 『メイド in ぷあ〜』日記
- 『桃園学園 男子寮にようこそっ!』
- 『ナンノちゃん バレエ道』日記
- 『漫喫 マンキツ』
- 『ヴァージニティ・ロスト』描き下ろしカラー4P。今日のために仕込まれてきた新人メイドのお披露目でご主人様に処女を散らされるというお決まりパターンだがまあいいか :-)
いーむす・アキ特集
短編色々書いてるはずだが今回はこれだけ
- 『若奥様解放区』全七話+描き下ろしカラー
北河トウタ『あれフェチZAPPING』
『快楽天』本誌5月号の『あれフェチ』と連動したショート作品。立ち聞きしていたお母さん視点でオナニー :-)
ウメ吉『純情サディスティック』
オタクな幼なじみのところに押しかけているツンデレ娘・一花。「春介のくせに口答えするな」と乱暴をはたらくが、暴れたショックでお宝フィギュアが壊れてしまって切れた春介、一花につかみかかったら服を破ってしまう。そしたらいきなりしおらしくなってしまった一花を普段の仕返しとばかりに好き放題に凌辱する。
なんで判ってくれないの、、と一花が泣きながらいうには「フィギュアなんかよりもあたしをみてよ」。と燃えた二人は調子に乗って2回も生で出してしまいました…。
しらんたかし『たまにわ』
血の繋がらない兄に夜な夜な夜這いをかけて来る妹。寝ている兄を一方的に犯すが…。
話はともかく、全体に今ひとつ魅力が足りん…。
_ 『コミックREX(5月号)』
Amazon
武梨えり『かんなぎ』
失踪したナギを探しだせずに落ち込む仁。
そんな仁を問い詰めるつぐみ。
自分から出て行ったんだから見つけて欲しくないのかも、、といじけ気味の仁に説教するつぐみがえらい。
インターネット掲示板にあがるナギ様目撃談をヒントに河原にいった仁はナギを見つける。
騙してたんじゃなくて自分でも判らなかっただけだろ!?ナギが判らなくても俺は昔ナギに会ってるから神様だって判るよ、という仁に抱きついて泣き出すナギ。
って、ここのナギが黒いワンピースに黒ストッキングにパンプス履いていて良いのだよなあ(ちょっと礼服みたいだけど)。しかし居候していたあの家のおばちゃんが買ってくれたのだろうか。
黒柾志西『鬼ごっこ』
妖たちを消して回っていた少年は「死神」みたいなものという。
妖に限らず生きてるものなら植物さえも殺してしまう少年の力に立ち向かうために、額の角からだした剣を取る
一方、頼子は「継ぐ者」としての力が目覚めて暴走状態にあった…。
(つかその一方で綺麟は修行と称して尻の穴をまさぐられていたり…ヽ(^o^)丿)
高遠るい『CYNTHIA_THE_MISSION』
とりあえず次は島原vsケンカ番長・久我阿頼耶になります。
この期に及んで(操られていても)セーラー服に黒タイツなアラヤヽ(^o^)丿
梅川和実『ガウガウわー太2』
騒動も片付いて、みさと先輩を家まで送っていった太助。しかし家の前でいきなり飛びついてきた女の子は太助をパパと呼ぶ…。
気にしてない顔をして別れたみさとも内心穏やかではありません…。というか機嫌が悪いこと弟に一瞬で見破られるのって…。「怒ってないって言ってるでしょ!」
石田あきら『私立彩陵高校超能力部』
リーダーとなる力を持った超能力者を探しに乗り込んできた二人。
超能力部にきた二人をヤソベが迎える。
タチバナシオリの予見にしたがって潜入調査をしていた「同志ヤソベ セイ」に調査の結果を聞く二人だが、ヤソベは言葉を濁す。ここには大した超能力者はいないからターゲットにはならない…。
超能力を持っていることに対して屈折してなくて、恨みもコンプレックスもないから「俺たちと違うんだ」と巻き込むことを避けようとするヤソベは二人に倒されてしまい…。
古名奏子(ちゃい)『wishes』
PS2版「Fate/stay night [Réalta Nua]」発売記念で、Fateコミック化作品が2本載っていて、これはその一つ。古名奏子は同人『印度茶』のちゃいさん。
召還直後の凛&アーチャーとシロウ&セイバー。
村崎久都が全員プレゼント申し込み注意マンガ
P.463の全員プレゼント申し込み注意事項マンガを村崎久都が描いていた。ちゃんとオチもある :-)