2011-03-26(土) [長年日記]
_ 久米田夏緒『ボクラノキセキ(4)』(ZERO-SUMコミックス)
ボクラノキセキ新刊待ってましたよ…。
この作品は前世もので、個人的には前世ネタは好きじゃないのだけどこの話はわりと好き、というのは3巻の時にも描きました。
今回は、クラス内対立を抑えようとする皆見を、そんなことをベロニカに言って欲しくないと言って広木が距離を置こうとしたときに、クラスメート同士で魔法による攻撃が始まったのでそれを止めようとするところから。
前世のつづきの諍いがあったり現世の対立と重ねていたりするところに、皆見がベロニカとして脅し文句言ってみたりして周りから「あいつこえー」と言われたりするのだが、彼女である春湖はそれをそばで見守りつつも、皆見がほとんどの場面で気持ちを押し殺してなんでもないふりをしたりわざと仕掛けてみたりして本心を言ってくれないことが不安になってたり。
それはそれとして、学校を守ろうという皆見は、城を守ると言ったベロニカと同じと聞かされて、皆見の中にベロニカを見つけて安心する広木がまたよいわ。
リダ=春湖はベロニカ=皆見の目の前に想い人だったグレンが現れて自分の居場所がなくなるのを恐れているのは3巻でも垣間見えてたけども、今回事故に巻き込まれた皆見を助けるときの心境としてはっきり描かれるようになったなあ。恋人としてだったら自分と皆見よりベロニカとグレンの方がつながりが強い筈だから自分の場所が無くなる、だけど護衛のリダとしてならそばにいられるから、とそっちの役割にすがるのもちょっと悲しい。
しかし、皆見がベロニカだというのはまだ一部しか知らないのだよなー。神官の大友はまだ知らない。
この話もう4巻だけど、最初に上岡が攻撃されてからまだ(土日除いて)4日目ぐらいだよなー。このクラスの混乱ぶり。日が経ってないから落ち着いてないのかもしれないが。
_ はやみねかおる『名探偵夢水清志郎の事件簿(1) 名探偵 vs. 怪人幻影師』(青い鳥文庫)
夢水清志郎シリーズが復活。シリーズ名も「名探偵夢水清志郎事件ノート」から「名探偵夢水清志郎の事件簿」に変わってます。
挿絵は佐藤友生。
以前は洋館の隣に亜衣たち3姉妹がいて、リーチがいたのだが、今回は隣じゃないけど伊緒と美緒という姉妹が教授のえさ係兼コンビだ。
とりあえず楽しめました。
亜衣に変わって伊緒が探偵見習いみたいな感じで頑張りそうだし、子役タレントとして登場したルイも同居してこれから3人トリオで活躍しそうな。。。
_ 南Q太『ひらけ齣!(1)』(モーニングKC)
MARUZEN&ジュンク堂 梅田店で購入。週刊連載なんてやっていけるのかと未だに心配なのだけど。
3/27予定だったサイン会が延期になっていた。
4月24日(日)14:00~。
MARUZEN&ジュンク堂梅田店で直接買った人のみ先着100名に整理券(電話取り置きは可能)。イベントが知られてないのか(まあ3/27のサイン会知らなかったんだけど)、まだ結構残っていたなあ。南Q太人生2回目のサイン会だそうで、「あそびにいこうよ」以来のファンとしては応援としていかねばなるまい。
ちなみに「あそびにいこうよ」は「あたしの女に手を出すな」に収録。
Amazon
_ 大本海図『Wings Songs.』(ガムコミックス)
大本海図がコミックガムで連載していたカラー作品がとうとうコミックス化。非常にうれしい。
巨大なオウムと言っていいような超人族の集落にフィールドワークにやってきた若い女性研究者。少しずつ心を開いて貰って一緒に過ごすようになったが、彼女の真の目的は…。
GUMで連載開始したのは9年前の2002年。ふと気づくとこの時の日記も同じ3/26だった。
大本海図は、アフタヌーン1999年8月号に載った四季章受賞の『V.O.I.C.E』って本になってくれないのかなあ。
_ 倉園佳三『Nozbe クリエイティブ仕事術』(インプレスできるポケット)
GTDのツールとしてNozbe(ノズビー)をはじめてみて、iPhoneアプリも入れてみたのだが、アプリ側いまいち使い方わかりにくい!と思ったのでとりあえず買ってきた。
よく見るとWEBサイトで出来ることのうちアプリでは出来ないことがいろいろあってその違いで悩んでいたのだった。面倒なことはWEBで。
iPhoneアプリの場合は、普段は「次にすること」や「プロジェクト」でみるより大抵は「カレンダー」で日付順にアクションを見ていく方が便利そうだなあ。レビュー(アクションの定期見直し)ではプロジェクトから見ていった方が良さそうだけど。
あと終了期限をいれてGoogleカレンダーと同期しておくとiPhoneのカレンダー系アプリとも同期とれるので便利。(いまはカレンダーアプリはインフォテリアのSnapCalを使っている)