2004-09-25(土)
_ PM Magazine創刊(11/9)
翔泳社からプロジェクトマネジメントの雑誌、 『PM Magazine』 が創刊されるらしい。11/9予定。
_ SEA関西SPIN 勉強会&世話人会
例のごとく定例会。→SEA関西SPIN
いつも人数が少ないんだけど、9/17のアスペクト指向プログラミングの講演があった関係で初参加の人が増えて盛況。
話題は、SEIの「Software Architecture in Practice」、ベーム「アジャイルと規律」、SEPG Japan 2004のレポート。
_ 夢路行『萩の原日記(上)』(ZERO-SUMコミックス)
隔月刊行の夢路行全集、第7巻。
夜中に天狗を見かけてしまい、雲に巻き込まれてそのまま龍を見に行く羽目に。そのときうっかり飲み込んでしまった龍の鱗のせいで変な力月いてしまったが…。
夢路行作品のある種「不思議」路線のプロットを代表するような作品。
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_ 夢路行『踊る三日月夜』(ZERO-SUMコミックス)
全集第9巻。
古めの作品。表題作はデビュー作(83年)。読むのははじめて。さすがに絵が違う…。
一番好きなのが『不言ヶ原で』。サッカーを眺めていて写真部に強引に誘われて、座敷童といわれ、のあの作品ですが、この頃のこの顔つき・目つきがたまらん(『緑野』と同じ表情だな)。
『彩子のしっぽ』は『校門坂効果』の続編。しっぽ(三つ編み)もよいですな。
→
_ 南Q太『地下鉄の風に吹かれて』(FEELコミックス)
いろんなところで描いていた短編をあつめたもの。
なんかばっさり切ったような終わり方のものが多い。
その中では、実話かと思わせるような(そこにはあまり興味はないが)、子連れ少女マンガ家の離婚話のシリーズがわりと話が(というか登場人物の感情が)割とはっきりしている。
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_ 『モデルアート(11月号)』(モデルアート)
ハセガワのイオタとか、いろいろ。
_ 『Model Graphix(11月号)』(大日本絵画)
表紙がステルヴィアのフィギュア2体で割とキャッチーです。
フィギュアのガレージキットの広告はHJの方が遙かに多いけど、相変わらずMGの方が誌面の見せ方がこじゃれていて強い。
2005-09-25(日)
_ 月吉ヒロキ『夏蟲』(TENMAコミックスLO) ヽ(^o^)丿
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とうとうきたーヽ(^o^)丿
「黒タイツの鬼神」こと月吉ヒロキがLOで描いていた黒ストッキング女子中学生痴漢シリーズ。
ストッキングの上からまさぐられたり、トイレに連れ込まれて太股までストッキングをずり下げて犯されたりのともえちゃん。
ちなみにとらのあなでは先着特典で下敷き付き。表紙とはちがう絵で、下敷きはお尻からの構図。
(夏蟲のシリーズでは、夏虫、夏蟲、冬虫花葬を収録)
2006-09-25(月)
_ 『あまから手帖(10月号)』白ごはんのうまい店と奈良の店
→目次
1特が「定食屋に割烹、カフェまで 口福の秋ごはん」、2特が「ゆるり寛ぐ 奈良の店」ということでとりあえず買わねば鳴るまい。
1特のは「おいしい白ごはんの店」です。
奈良の店の記事の方は、なんだか敷居が高そうな店が多いな^^;
_ 別天荒人『Girl Friend - BETTEN COURT illustrations 1996-2006』(集英社)
別天荒人の初画集。
タイトルは「ガールフレンド」だけどガールフレンドだけじゃなくて他の作品や挿絵の仕事も入っていてイラストは121点。
本人としては不本意かもしれないけど、割と地の作品より、外薗タッチの強い『ガールフレンド』系の絵の方が好きなのだよなー。
_ 高野宮子『スプリング・ヒルの住人(1)』(BIRZコミックスGIRLSコレクション)
『スピカ』連載のコミックス化。
父親が出張で家を空け兄貴も家を出るので高校生の息子一人暮らしは勿体ないと言うことで実家を貸すことになったので家を追い出されてアパートに住むことになった主人公。
行った先は「スプリング・ヒル」としゃれた名前だが実は「春岡荘」:-)というボロアパート。
住人達は変な連中だがモデルをやってたり、コスプレかと思ったらミュージシャンだったりで癖のあるのが多いが?みたいなので、まあいつもの高野宮子です :-)
『ばら色の人生』の香坂も出てくる。
2007-09-25(火)
_ 『少年シリウス(11月号)』
表紙のヒメ、胸の形が強調されて素敵ヽ(^o^)丿
夜桜四重奏の3巻発売記念で、着せ替えカバー付。コミックスのことはセーラー服に対して、ことはのチャイナドレスバージョンが。
ヤスダスズヒト『夜桜四重奏 ヨザクラカルテット』
ヒメ達を妨害していた謎の老人の正体は、秋名の調律によって「あちら」に行ったはずのアオの兄、ギンだった。
とまどう秋名達に対して比泉の本家が分家達にやったことを話す…。
光永康則『怪物王女』
姫たちを追い回す亡霊トラックに遭遇。ハンドルを奪った怜裡もトラックに操られてしまう始末。リザが乗り込んだもののそのまま湖に突進。
泳ぐのがダメな(というか水が苦手な)怜裡が犬猿の仲のリザに必死にしがみつくところがかわいい。
志村貴子/藤野千夜『ルート225』
元の世界に戻る儀式を試してマッチョに別れを告げたものの、家に帰るとやはり両親はいない。
お別れの印に部屋で写真(銀塩)とってみたら、写真にはなぜか両親の姿が…。
カトウコトノ『将国のアルタイル』
城壁内に潜入してイブラヒムに逢えたマフムート。しかしおどされているイブラヒムは自分を犠牲にしてでも住民を守ろうと…。
小川彌生『BAROQUE』
エーリアスといっしょに崩れた神殿に閉じこめられた温。
けがをしているエーリアスに応急手当をする。「仮(エーリアス)」の名はしょせん仮で、私に名前など無いというエーリアスだったが、目隠しを外して目があったとき、昔小さいときに猫の姿に入っていたエーリアスと出会って、名前をつけていたことを二人とも思い出す…。
_ 森薫『エマ(9)』(ビームコミックス)
番外編集。連載で読んでるので別に今更だけど。
第7話「エーリヒとテオ」(3月号の日記)
メルダースのお坊ちゃんエーリヒたちがピクニックへ。飼いリスのテオが帰りにはぐれてしまい置き去りに。
テオを心配するエーリヒ。そのテオは初めての屋外の夜で鳥に襲われたりいろいろ経験を。
第8話「歌の翼に乗せて」(4月号の日記)
メルダース家のヴィルヘルムとドロテア。ベッドの中でのんびりと朝を過ごしながらなれそめの頃を回想。
「待って!…明るいわ」がよいわ。
第9話「友情」(5月号の日記)
ウィリアムとハキムがインドでであったときの話とか。
第10話「ふたりでお買いもの」(6月号の日記)
メルダースのメイド、ポリーとアルマが買い物に。ついでにみんなの買い物も頼まれてパシリ状態のアルマ。
目的の生地を買いに来たのはいいが目にするといろいろ欲しくなり…。
アルマは節制、たまには買い物も楽しいわねとかいいながらしっかりしてます :-)
第12話「三人の歌手」(8月号の日記)
ウィリアムとエレノアが見に来ていた時の芝居の裏話。
役者のアレンはルイーズに片思いをしているが、告白するきっかけがない…。
_ 竹本泉『MAGIxES 魔法小路の少年少女(1)』
見た目は普通の学校のある学科のようにみえるのだが、魔法使い養成をやっているのだった(普通科の生徒にも内緒)。
魔法使いの勉強中の二人の少女は、秘めたる力はあるものの、雑だったりして魔法をうまく働かせることができずやや落ちこぼれ気味。
後はいつもの竹本泉 :-)
_ 安永知澄『わたしたちの好きなもの』(ビームコミックス)
上野顕太郎とか、他の人が原作を書いた短編ばかりを集めたもの。
ちょっと変なの、が多いのだが、安永知澄のコミックスの中ではあまり好きじゃない方だな。原作者の方は安永知澄がうまくマンガにしたと喜んでるようなのだが、読み返したい作品ではないなー。
_ 『dancyu(10月号)』うまいチャーハン&ソース焼きそば
発売からしばらくたっているのだけど、うまいチャーハンが食べたいという特集と、もう一つの特集のソース焼きそばにつられて買ってしまった。
といっても、何度か書いたが、ソース焼きそばとかって、評判のうまい店まで出かけて食うものじゃない気がする。
_ ヤスダスズヒト『夜桜四重奏 ヨザクラカルテット(3)』
七郷が咲くことの影響を聞かされてなかったヒメがむくれるので、妖怪たちに先に教えておきたかったと説明する秋名だが、機嫌は直らない。
そこにやってきた別の町の町長と謎の老人。
結界で皆が動けなくなっているところに、老人が説明するには、妖怪にだけ作用する結界だという。そこで苦しんでいるヒメも妖怪だったのか、、、とわかる。
町長になったときにヒメは八重に頼んで町のみんなの記憶を封じていたのだった。その代わり別の思い出も封じられていたが…。
小姫をさらっていった老人たちを追いかけようとするが、町中が結界に覆われていて動きづらい状態なので結界を壊すチームとわかれる秋名たち。
とか、その後の話を同じ日に掲載誌で読んでると「まだこんなところなのか」みたいな感慨が。
(いや日記書いてるときからするとなおさらなのだけど)
_ 酒川郁子][おいしい銀座]酒川郁子『おいしい銀座(17)』
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外資によるカドヤ買収が進み、真理も追いつめられてきた。 榎木田は経済界のドン・松尾に頭を下げて、カドヤ株を買い戻して貰うかわりに孫の夏希と結婚することを了承。婚約発表に衝撃を受ける真理。
婚約発表のテレビ中継で、お祝いに松尾がカドヤを買うと発表したことで真理も佐々野も榎木田の意図を理解する。 松尾に続いて他の企業連合も対外資で共同戦線を張ったことでキャボットはTOBを撤回、松尾に売却することで買収話は落ち着いたのだった。
しかし傷心の真理はフェアの取材とかこつけて故郷青森への出張を願い出る。
婚約パーティの裏舞台で夏希は婚約解消を持ち出す。榎木田が真理のためにカドヤ救済と引き換えに自分を差し出したのはすぐにわかったのだった。
そして榎木田は青森まで真理を迎えにいくが…。
とか何とかでいろいろ波乱。
アイスクリームで和む話や、青森でぼたもちやら、クニミから独立したパティシェ・大崎のチーズケーキの話など。
_ えのあきら『ジャジャ(9)』
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レース直前にレナが峠で事故ってバイクが中破。レナも骨折で休養…。バイクは師匠のところで直してもらうことにしたのでレナはやることがない。
レースが近づいたある日、ミヤギが呼ばれていったらレナとカナコが酒盛りをしていて絡まれる羽目に…。そんな中でレナが急におしとやかになって、どうもミヤギのことが好きみたいなんだけど…と告白ムードになったものの直ぐに絡まれたりして台無しに。さらにお約束通り翌朝には何も覚えていないのでミヤギもトホホ。
レースで勝ったら告白するということにしたが…。
_ rinamo [えのあきらはエロマンガしか知りませんでしたが、最近はけっこうバイクの出てくるマンガを描いているようですね。]
2009-09-25(金)
_ 中村嘉宏/富野由悠季『オーバーマン キングゲイナー(7)』
ちょっと間が空いたけど、やっと完結した中村嘉宏(胃之上奇嘉郎)のコミック版『キングゲイナー』。
TVアニメは、バンダイチャンネルで見ようと思ったけども、中だるみが多い感じで途中で断念。
なんか最後にシンシアの邪気がとれて素直な女の子になって、サラとくっついたばかりなのに、ふたりでシンシアを迎えよう、みたいな変な感じ。それでいいのか、サラ:-)
_ 山崎紗也夏『シマシマ(6)』
モーニングは『シマシマ』のためだけに読んでいる(立ち読みだけど)といっても過言ではない。
6巻ではリンダがじたばたしたり、ガイはちょっと調子に乗りかけてるし、ランさんは、、、とシオの周りがあわただしく。
それはそれとしても、山崎紗也夏(山崎さやか)といえば短編集『ラブ・ゾンビ』が一押しです。
_ いけだたかし『ささめきこと(5)』(MFコミックスアライブ)
まえに告白じみたところで終って、4巻は中学時代から今にフラッシュバックして、さてやっとと思ったら、純夏も汐も自分の気持ちを抑えてしまったり、チャンスを生かせなかったりしてだんだん閉塞状態に…。プールに行った時はラブラブだったのになー。
じりじりしてきます。
_ 雁須磨子『かよちゃんの荷物(2)』
雁須磨子らしい主人公。
3人仲良しの中で自分だけが生理痛が大したことがなくて友達が苦しんでるのがよくわからんと発言したために間に大きな溝が:-)
髪型かアニメキャラみたいだからとアニメと言われているヘアサロン店員と妙にウマがあったり、どうでもいい?イベントが楽しい。
_ 沙村広明『シスタージェネレーター』
沙村広明の短編集。
この作者は短編となるとやけにシリアスになってみたりノリツッコミのだったりブレ幅が大きいのだけどいずれにしてもやけに面白い。
一番最近の『久誓院家最大のショウ』も、見た目シリアスなのにばかばかしさ満載だし、『エメラルド』は逆にいたってまじめな西部劇でブラック・ローズやることもスタイルもカッコ良すぎ。この話は短い(といっても64P読み切り)なかで、2つの場面での異なる登場人物の働きが途中で混じり合い(偶然ではなく)ブラック・ローズの2段構えの作戦がわかったりで、面白い。
2010-09-25(土)
_ 御徒町鳩『みどりのまきば(2)』(Wingsコミックス)
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『みどりのまきば』完結。
ところどころ連載で読んでなかったところがあって、読めてよかったわ~。
基本はみな小学生時代で、青葉若葉とでかまりがメインっぽいのだけど、嫌味転校生の速水君や保健室登校の萩原さんのことも突っ込んだエピソードがあってよいですわ。
萩原さんが運動会に出るので両親も来る話とか、夏休みの宿題の話とか。
つか、御徒町鳩ってつぼにはまるのでなぜ好きなのかうまく言えないのけど。
最後に10年経って一平ちゃん(担任)も一緒に再会する話もよいわ。
_ 久米田夏緒『ボクラノキセキ(3)』(ゼロサムコミックス)
携帯寓話 の久米田夏緒がゼロサムWARDで描いてるシリーズ。
昔のヨーロッパの小国でベロニカ王女だった記憶を持つ皆見。子供のころからそんなことを言っていたので馬鹿にされていたが、高校で当時の文字をクラスメートに見られたところから、皆の記憶がよみがえり、ほかにも何人か前世の記憶をもつ者がいるとわかる。そうこうしているうちに同じ学年に結構当時の関係者がいることがわかるが、かつて城を襲撃されて全滅したベロニカ王女サイドはなぜ不意打ちで全滅したのかということの探り合いになり学年内でひそかな対立が・・・。という感じ。
前世ものは基本あまり好きではなくて、なぜかというと前世が分かったら今世のいままでの人間関係より前世の関係や前世のやり残しの続きをやることのほうが大事、みたいなのがいやなのと、登場人物皆が割とそういう考えに違和感を持たないことが多いから。
この話も、前世を思い出して当時の仲間を探したりするだけだったらレンジがいなのだけど、いろいろ温度差があって思惑が錯綜しているところが面白い。
読んでない人にはちょっとネタバレになるが1-2巻まではこんな感じ。
- 皆見は高尾春湖に告白して付き合い始めたばかりなのに、春湖はベロニカの護衛だったのでどうしても彼女ではなく護衛としてふるまってしまい、皆見はそこが物足りない。春湖は春湖で、皆見がベロニカとしてどうしても会いたい相手が気になって仕方がない(グレンが出てくるのを恐れている模様、しかしまだ蚊帳の外にいる彼女が重要なのではと)。
- 皆見は子供のころからベロニカの思い出があって慣れてきたが、クラスメートは城が襲撃されて死んだ直後の記憶から急にスタートしたので未だに最後の戦闘の状況が頭に残っていてピリピリしている。
- そんな皆見は普通に高校生活を維持したいが、クラスメートの多くは派閥に分かれて続きを始めようとする雰囲気があるので、皆見はさりげなく抑えるほうに誘導せざるを得ない。
- 皆見も全滅した理由は知りたいが、おおっぴらに暴こうとすると裏切った連中が隠れて動いてしまうので、様子見しながらいくしかない。
というわけで未だに探り合い続行中なのだよなー。
それはそれとしてそんな中でも恋愛ごとは大事だったり(笑)、夏湖はスカートなのを気にしないで動くのでパンツが見えて皆見も目のやり場に困るし、ベロニカが出てくると(デコルテ見せるので)さりげなく色っぽいしといろいろ煩悩も働くけどね:-)
_ 星野リリィ『おとめ妖怪ざくろ(5)』(BIRZコミックス)
相手の根城で捕まった状態で襲われるざくろ。逃げ回っているうちに意識のない母親をみつけ…。
ということでざくろの母親がざくろを産むまでのエピソードへ。その記憶を一緒に体験するざくろ。櫛松もここでは今と違う姿をしているなあ。
_ 岩原裕二『DARKER THAN BLACK -漆黒の花-(3)』(ヤングガンガンコミックス)
TVの続編「DARKER THAN BLACK -流星の双子-」とは別に岩原裕二が描いているシリーズ。黒たちを襲ったのは人工的に黒い花の能力を身に付けた兵士たち。黒と銀たちは分断されてしまい、博士やミーナも襲われるが・・・。
おまけページでパーセルに言いくるめられて