2004-10-03(日)
_ 村上かつら『村上かつら短編集(1)』(ビッグコミックス)
ヽ(^o^)丿ヽ(^o^)丿
サユリ1号の連載までは短編を不定期に載せていた村上かつらの短編がやっとコミックス化されはじめた。
今回の収録作品は準スピリッツ賞受賞作『はるの/よるの/ようだ』、『かさぶた』、『天使の噛み傷』、『99夏 あたし15歳』、『さよなら奇跡』の5作品。『天使の…』は例の「フェラチオ無宿」の女の子の話ですね。
知ってるだけでもあと『(仮)スマ未満』とか『いごこちの良い場所』『父伝説』とか未収録なので、早く次の短編集が出ることを待っております。
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_ 『Software People(vol.5) 特集:見積もりと進捗管理入門』(技術評論社)
特集が「見積もりと進捗管理入門」。
特集2が「コミュニケーション重視の業務システム開発」、特集3が「プロセス改善の統合的アプローチ」。
まだ読んでないけど、なんでいつも「入門」なんだ。入門を読まないと困るような人が想定読者層なんでしょうか?
コミュニケーション重視…というのも、コミュニケーション重視じゃない場合は何重視なんだろうと思ってしまう。こういうのを「方法論」のせいにする記事も多いけど、「方法論」じゃなくてまず実際にやってる人間の話だろうに。もっとも、「コミュニケーションを重視する"方法論に準拠"しています」というような人はどの方法論でも同じことになるが)。「重視するかどうか」よりどうやって生かすかだと思うのだけど、タイトルにすると姿勢を表明することが一番のような言い回しになってしまうのね。
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_ bk1_amazonプラグイン
bk1リンクを作るのと、書影がでない場合に備えて入れてみた(Amazonは書影もっと入れてほしい)。
でもいろいろと帯に短しタスキに長しというところがあるのだよなあ…。bk1プラグインから機能を増やさないとだめなんだろうけど。
とりあえずamazonにデータが無いときもbk1アイコンが出てほしいのと、テキストリンクのみの機能が欲しいところ…。
2005-10-03(月)
_ 『スピカ(10月号)』(幻冬舎)
Webコミック『スピカ』9/28配信号です。
巻頭は船戸明里『Under the Rose』。きましたよ、ついにウィリアムが…。
いろいろ「善意」でお節介をしているミス・ブレナンつぶしにウィリアムがとうとう牙をむいてきました。例の口のきけないメイドの子の火傷を見とがめたミス・ブレナンがウィリアムのところにいったところ、その娘が焼けた火箸を押しつけられそうになり、やめてと懇願…。ってどうなるのだろうか。
ウィリアムなんでエロい展開にはならないとは思うが…。
(コミックス3巻は10/24発売)
高野宮子『ばら色の人生』は香坂に告白することに。と思ったら間違って弟の征也の下駄箱に手紙を入れてしまい。仮デートでキスされてしまってどうする平沢。
_ 春は出会いの季節です、は予想通り
ガンパレ+トップ+マリみてという話だったなあ。
作者は後書きで少女の戦闘もので描かれることが少ない日常を描きたいと言っていたが、それだったらこんなどこかの作品かと思われるような舞台を選ばなければ良かったのにと思う。
どうしても既存ゲームや小説に収束していくような設定を選んでいる以上、「ゲームのサイドストーリー」と言う感触になってしまうのは否めない。作者が「ゲームの脇役のディティール」を描きたかったのなら仕方ないけど、それなら別の選び方があるだろうに。
おまけにこれいかにも5巻ぐらいは続けないと冒頭のシーンに繋がりませんよ、みたいな雰囲気だし。はじめから長いつもりでネタを振られると中だるみしそう。というか続き読まなさそうだけど。
_ ジャンプ増刊でいちご100%外伝
外村妹の京都の大学生ライフだった。
外村妹って、ヒロインとして絡んでこなかったけど、髪型となんかすっきりした顔が好みだったんだよなー。さつきよりは良かった。それでこの話は大学で映研に入ったら作らずに見るだけのサークルだったので嫌気をさしてでてきたらマンガを描く側の大学生と意気投合して…ということでくっついてるし。本編では色恋沙汰なかったのになあ。
2006-10-03(火)
_ 倉田よしみ/あべ善太・福田幸江『新・味いちもんめ(18)』
精進してだんだん進んでいくところが読んでいて好き。
上司の思惑に気を遣っていたSAKURA編よりいまの方がずっと好きだなー。
特に今回は、伊橋が「ひろうす(がんもどき)」で玉手箱のような驚きを、と工夫する話がいい。
_ Cuvie『ドロテア 魔女の鉄槌(3)』
先陣切って闘うドロテアと、それを止めたい思いが交錯して。
で、自分たちの故郷を守ることを依頼することは適地に侵略を仕掛けることだとやっと判ったドロテアは。
2009-10-03(土)
_ 東本昌平『RIDEX(2)』(モーターマガジン社)
『RIDE』で描いたバイクマンガ集第2弾。
NSR250Rでこけて怪我をするガソリンスタンド店員の話って、RIDEXの1巻につながるのだなあ。88年式の話。
2010-10-03(日)
_ 小林泰三『天体の回転について』(ハヤカワ文庫JA)
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芸風が肌に合わないのか、どうもしっくりこなかった。芸風が大事で、そこは突っ込んじゃ駄目、みたいなところなのかなあ?
コペルニクス『天体の回転について』と同じタイトルの表題作は、科学技術を忌避して忘れてしまった人間達がいる世界で好奇心旺盛な男が拾った望遠鏡で見つけた謎を解きに「妖怪」の森に向かうというもの。
「妖怪」達に見守られながら塔にのぼるとホログラムの女性ガイドが出てきて軌道エレベータの案内をする。なぜか主人公の言葉はシステムにないので言葉が全く通じないが、読者には両方の言葉がわかる。そしてガイドが話すことは読者層には通じるレベルの話なのだが、ほとんど月や地球をみたことがなく天動説を知ってるかどうかも怪しい主人公は何となく理解したりして…。
なんか説明するとむなしくなってきた。主人公に謎なら読者にも謎のほうがいいだろうになまじ通じるせいで何も知らない主人公の理解度がおかしく見えない。それともこれは別の読み方をしないといけない話なのかしらん…。
はじめは妖怪というのが都市の人間で、主人公達は森の動物仮何かと思ったのだけど、妖怪がなんなのかわからなかった。急に訪れた主人公を軌道エレベータで月に連れて行ってくれたり、地球圏を離れる旅行にも案内してくれたりどんだけお大尽な世界なのかとか、バストイレ食事付きとはいえ何日も掛かっているのに、「数日経った」レベルの記述で終わったり(その間たいくつしなかったのかしら)、そんなことの描写が気になるのだけど、気にしたら駄目な作品なのか。
ロボット3原則を題材にした『灰色の車輪』は、ロボット3原則が守られているか確認するために「自分で自分を壊せ」と命令して実行されたことから信用するのだけど、第1、第2原則に反しない限り自分を守るんじゃないのかしらん、、と最初に感じてしまったので、「良心回路」を壊すことになって急に人間に反抗したり、性能が落ちたときのロボットの台詞はカタカナとか そんな話までどうでもよくなったり。
『あの日』は叙述トリック的なところがあるのだが(と言うか全体的にそうだけど)、罠に掛かった「先生」はなぜそれぐらい念頭にないのだろうか。先生の方は宇宙に長くなかったのだろうか。できが悪い生徒の筋書きではないが「そんなことがあることを思い至る」ようなことではない気がするのだが…。
捕食の話『性交体験者』は、手術を受けなくてもあまり事態が変わらなさそうに見える。それと、殺すことは罪に問われなくても、たぶん食いきれないなあ。何日かに分けて食ってると思えないしディスポーザーで全部始末してる?なんか隠滅しようとするとも思えないし。
とは言え、この話の筋書きは嫌いではないのだけど。
全体的に小道具は新しいがプロットは懐かしいもののような印象。「ショートショートならバランスよかったのに」と思った。
_ 香魚子/谷瑞穂『伯爵と妖精(4)』(マーガレットコミックス)
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コバルト文庫で出ているシリーズのうち「伯爵と妖精 あまい罠には気をつけて」をコミック化したもの。小説を読んでないのになぜマンガから読むかというと香魚子(あゆこ)が好きだから。
猫の姿をしたニコがしゃべるせいなのか、他の理由からか、対象年齢がやや低い印象はするのだが、伯爵とリディアの掛け合いを見てると和むのでとりあえず読むのだった。
まあ伯爵が仕掛けてるとは言え、リディアが単純なせいで諍いになりやすいのだが(傍目には痴話喧嘩に近い)。。。
_ メモ:WindowsにもATOK 2010をインストールした
日記に書いておかないと埋もれるので書いておく。
VMware Fusionで動かしている Windows Vista はいままで日本語文章の作成頻度が低いつもりだったのでMS-IMEのままだったが、ATOK 2010をいれた。
といっても定額サービスで申し込んでおくつもりだけど。
_ 泉本小夜子『退職給付会計の知識<第2版>』(日経文庫)
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たまたま見かけて買ったのだけど、年金設計わかりやすいなあ。企業年金そのものではなく退職給付会計の視点で書いてあり、変動があったとき(減額が必要なときや、基礎率、平均残存勤務期間など見直しが必要な場合など)の取り扱いや、キャッシュバランスプランやポイント制の説明や、PSL(過去勤務債務)の償却の会計上のあつかいなどがわかりやすく書かれている。(PSLを定率・定額などの方式により数年間で償却するのは知っていたが、平均残存勤務期間の範囲内、というのは知らなかった)
※仕事で企業年金に関係しているので興味を持ってるけど、企業年禁の実務担当をしてるわけではない。
この第2版は9月に出たもので、最近の改訂があるほか、IFRSのコンバージェンスで論点になっている未認識数理債務の単年度計上とかそのあたりの会計処理(B/S、P/Lそれぞれの)なんかも載ってて参考になるわ。IFRSの本って、全体を説明してるもんだから、リースとかそんなのと一緒になってて、企業年金に割いてるスペース低いからなあ。(無茶分厚い本は置いといて)
企業年金そのものについては、 久保知行『わかりやすい企業年金<第2版>』 が割といい本で、コンパクトだけど要点押さえてるしあまり細かい(数理上の)算式も出てこない。
_ えろぺお [bk1_amazonプラグインにテキストリンクのみの機能が欲しいというのは、Amazon プラグインの isbn メ..]
_ vette [>isbn メソッドを bk1 でリプレース 考えてみたらそれで用が足りそうですね〜]